公開日 2011/04/12 11:14

集中連載:PS3のDLNA機能 徹底攻略(4)「PS3 Media Server」を正しく設定する

PS3とPC/Macを高度に連携
海上忍
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
PS3のDLNA機能を検証する本連載。前回に引き続き、フリーソフト「PS3 Media Server」の設定事例を紹介しつつ、PS3とパソコンとの高度な連携テクニックを解説する。

■iTunes/iPhotoライブラリを公開する

PMSの初期設定では、システムに認識(マウント)されているディスク全体がネットワーク上に公開される。PS3が対応するフォーマットであれば(参考)、基本的にどのようなファイルでも再生できるうえ、PMSにはトランスコード機能も用意されている。

しかし、iTunesライブラリのように、ディレクトリ階層の奥深くに保存されるファイルにアクセスするのは手間がかかる。快適にブラウジングできなければ、せっかくの機能も魅力が半減するというものだ。

そこで押さえておきたいのが、Windows/Mac版共通で用意されたiTunesサポート機能。「表示/共有設定」タブにある「Show iTunes library」をチェックしサーバを再起動するだけで、XMBの「ミュージック」メニューからiTunesライブラリへとアクセス可能になるのだ。AACやALACの再生はもちろん、プレイリストやアルバムアートワーク(ファイルに埋め込んだもののみ)にも対応しているので、違和感なく利用できる。

iTunes/iPhotoライブラリへすばやくアクセスしたい場合にはチェック(画面はMac OS X版)

PS3からiTunesライブラリにアクセスしたところ。アルバムアートワークも表示される

さらにMac版では、写真管理ソフト「iPhoto」もサポートされている。同様の手順で「Show iPhoto library」をチェックしておけば、XMBの「フォト」メニューからiPhotoライブラリにアクセスできる。

■楽曲をPS3に取り込むときの注意点

DRM付きの曲などPMSが再生できないものを除けば、PMS上で公開されるすべてのオーディオファイルはPS3へコピーできる。

その際、例外なくリニアPCM(WAVE)に変換されてしまうため、AACやMP3などロッシーなオーディオフォーマットを敢えてリニアPCMに変換する必要はないことを考えると、コピー対象はApple LosslessやFLACなどロスレス形式のものにすることが現実的だ。

サンプリング周波数にも注意したい。デフォルトの設定では、音楽CDからリッピングしたソース(44.1kHz)であっても48kHzにリサンプリングされてしまうため、「変換設定」タブ左側の音声ファイルエンジン項にある「MPlayer Audio」と「FFmpeg Audio」を選択し、それぞれにある「Automatic audio resampling to 44.1 or 48kHz」のチェックを外しておこう。これで、リサンプリングは回避できるようになる。

初期設定の状態でPS3に楽曲をコピーすると、48kHzにリサンプリングされてしまった

デフォルトでは自動的にリサンプリングされる設定のため、これを無効化する

次ページ動画再生の設定ポイント

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 現代ハイエンドオーディオの最前線を体験。土方久明氏の講演も大盛況、「サウンドピット創業祭2026」レポート
2 パナソニック、2種類のノイズを一括低減するハイブリッド車用のANC技術を開発。日産・新型エルグランドに初採用
3 ゼンハイザーのプロ向けヘッドホン「HD 480 PRO」の開発背景を訊く。「どこでも正確な判断ができるツールを目指す」
4 連載:世界のオーディオブランドを知る(10)総合音響メーカー「ヤマハ」の歴史を紐解く
5 「Anker Store 中部国際空港 セントレア」が国際線保安検査場近くに9/4オープン。国内空港内では2店舗目
6 フジフイルム、レンズ交換式4Kプロジェクター「ZUH12000」を8/6に発売。最大輝度12000ルーメンを実現
7 Goldmund、最大590W出力のAB級モノラルパワーアンプ「TELOS 2800」。ペア3520万円
8 final、イヤホン/ヘッドホンやイヤーピースなど値上げ。9/4より
9 評論家・長岡鉄男の功績を凝縮した書籍『長岡鉄男の仕事 伝説のオーディオ評論家 その生涯とマスターピース』
10 Bluetoothスピーカーにもなるギターアンプやヘッドホンも。「Positive Grid」製品体験イベント、8/4-8/16に御茶ノ水で開催
8/5 10:52 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 201号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.201
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix