LG、フルHD／100Hz対応のIPSパネルを搭載したPCモニター3モデル、5月上旬発売

LGエレクトロニクス・ジャパンは、100Hz対応のIPSパネルを搭載するフルHD対応・液晶モニター「27MS550-B」「24MS550-B」「24MS500-B」の3モデルを、5月上旬より順次発売する。価格はオープンで、ラインナップの詳細と予想実売税込価格は以下の通り。

・「27MS550-B」 25,000円前後
・「24MS550-B」 22,000円前後
・「24MS500-B」 20,000円前後


フルHD（1920×1080）解像度のiPSパネルを共通して搭載する液晶モニターであり、「MS550シリーズ」 から27型「27MS550-B」と23.8型「24MS550-B」の2モデル、および現在販売中「MS500シリーズ」の「27MS500-B」と同様の機能を備えた23.8型「24MS500-B」、計3モデルをラインナップする。

いずれのモデルも、上下／左右178度ずつの広視野角IPSディスプレイを採用｡鮮やかな発色と自然な色合いによって、斜めから見ても褪色の少ない映像表示を可能にするという。映像視聴の面では、DVDや一般的なYouTube映像など低解像度の映像をフルHDに変換する超解像技術を搭載する。色域はNTSCを72%カバー、コントラスト比は1,000:1。

また、最大100Hzのリフレッシュレート（フルHD解像度）、応答速度5ms（GTG／応答速度Faster設定時）に対応。滑らかな映像表示によって、CADなど動きのあるワーク作業や、ゲームプレイなどに最適としている。さらに、映像遅延を抑える「DASモード」や、暗部に潜むターゲットを見やすくする「ブラックスタビライザー」といったゲーミング機能も備える。

ほか両シリーズの共通仕様として、「ブルーライト低減モード」や、画面のちらつき（フリッカー）を抑えるフリッカーセーフ機能をサポートする。また、作業ウィンドウの切り換えや､ソフトウェアごとに適した映像モードの適用、モニターの明るさなどの基本設定を画面上のマウス操作で設定できる専用ソフトウェア「OnScreen Control」との連携に対応する。

液晶パネルの開口率を調整することで、消費電力を抑えつつ色変化を極限まで抑える「Smart Energy Saving」機能や、色を判別しづらい方でも安心して使用できる色覚調整モードなど、環境や人に配慮した機能をサポートする。

MS550シリーズは、2W+2W出力のスピーカーを内蔵しており、モニター本体のスピーカーで動画視聴なども楽しむことができる。加えて、スタンド部は最大80mmの高さ調整に対応し、よりフレキシブルな画面の位置調整が行える。内蔵スピーカーと高さ調整対応スタンドは、MS500シリーズには非搭載。

モニター本体は、従来のモニターよりフレームを極限まで細めたフレームレスデザインを採用し、より省スペースを実現するとのこと。入出力端子はHDMI×2、ヘッドホン出力（ステレオミニジャック）×1を装備。外形寸法/質量（スタンド有り）は、27MS550-Bが612W×412〜492H×219Dmm/3.1kg、24MS550-Bが540W×368〜448H×219Dmm/3.2kg、24MS500-Bが540W×414H×190Dmm/2.6kg。