公開日 2026/01/15 11:15

ソニー「α7 V」はもはやベーシックの域を逸脱した“やりすぎ”スペック。ソニーショップ店長も脱帽

気になる上位モデルオーナーも“敵城視察”
編集部:竹内 純
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α7 IVを大きく超える進化に「えぐい」

2025122日にソニーから発表されたある商品のリリースに、「スペックを見て震えました」と目を丸くしたコール徳島店店長・野田博之氏。「α1 II、α9 IIIのオーナーさんが見たら、少々複雑な気持ちになるのも仕方がないほどの“やりすぎスペック”です」。

その商品とは、ソニーαファン待望の新製品となるフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7 V」(ILCE-7M5)。20211217日に発売された前モデルα7 IVから4年の時を経て、年の瀬も迫った20251219日に発売された。

α7 IV(写真左)の発売から4年を経て登場した後継機α7 V(写真右) 

「歴代α7無印シリーズは、あくまでベーシックという位置づけのはず。α7 IIIは価格もまだ20万円台で、スペックはともかく、ベーシックカメラと言っても許せましたが、α7 IVでは価格が30万円を超えました。これがベーシックカメラだろうかと感じていたところ、『Beyond BASIC』、ベーシックを超えるというキャッチを謳ってきました」。

そして、今回の「α7 V」の価格はいよいよ40万円超え。「これこそもうベーシックカメラじゃないだろうと思っていたら、キャッチは『Redefine basic 塗り替えろ。』と来た。ベーシックカメラとはなんぞや。ソニーさんの言うところのベーシックカメラはこうだと再定義しているわけです。価格は置いとくとして、スペックはきっぱりともうベーシックじゃありません」。

コール徳島店店長 野田博之氏 

注目を集める野田店長の名物ブログでも、実機レビューでα7 Vを詳しく解説。大きく進化した新開発の有効約3300万画素「部分積層型CMOSイメージセンサー」、最新のαシリーズのAIプロセッシングユニットの性能を画像処理エンジン内に統合した「BIONZ XR2プロセッサー」には、「えぐい」と驚きを隠せない。

新開発のセンサー&プロセッサーに「えぐい」 

「高精度なAI被写体認識を行いながら、最大約30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連続撮影を実現しています。しかも、60/秒もの高速AF/AE演算をやってくれるというのだから驚きです」

「連写時ブラックアウトフリーだからこそ、ずっとAF/AEが切れ目なく動作し続ける。ブラックアウトフリーはファインダーやモニターを見ていてまばたきしないだけがメリットじゃなく、切れ目ないAF/AEこそ、その最大のメリット」と説明する。

また、α7 IVとは比較にならないほど「歪んでいない」という。「センサーの読み出し速度がα7 IVの約4.5倍というのも伊達じゃありません。さすがにサーキュレーターみたいな爆速で回転する動体を実験台にするのはどうかと思いましたが、α7 Vすげーじゃないかっ!アンチディストーションシャッター搭載ではないものの、そのセンサー読み出し速度の早さから、高速動体でも大幅に歪みを抑えることができます」。

同じ写真設定で比較。左のα7 IVは羽が歪んでしまい…。右がセンサーの読み出し速度が約4.5倍となったα7 V 

さらに、「上位モデルオーナーさんによっては、ベーシックカメラへの搭載に賛否両論ありそうな飛び道具です」と語る「プリ撮影」機能まで新たに搭載された。α1 II、α9 IIIに搭載されている上位モデルのみに許される機能だと考えていたという。

「プリ撮影は、シャッターボタンを押し込む前の瞬間をさかのぼって連続撮影する機能です。設定された記録時間の間、メモリーカードではなく本体キャッシュに画像が古いものを消しつつ記憶され続け、シャッターを切った瞬間にキャッシュに記憶されていた画像をメモリーカードへ書き込みます」

「まさに、タイムマシンに乗って過去へさかのぼって撮影したかのよう。この機能を使えば、鳥が飛び立つ瞬間や水滴が落ちる瞬間を簡単に撮影することが可能となります」。

気になる上位モデルオーナーが敵城視察

発売日となる20251219日(金)、そして週末の20日(土)・21日(日)のコール徳島店には、「α7 V」を目当てに多くのお客様が来店。購入を検討されるお客様はもちろん、「むしろそれ以上に多かった気がするのがα1系、α9系、7R系のユーザーさんです。購入するわけでもないのにやはり気になるのか、まるで“敵情視察”のようでした」。

コール徳島店でも大きな注目を集めるα7 V 

「プリ撮影はやり過ぎ」「オートホワイトバランスはやり過ぎ」「ファインダーの中の情報表示はやり過ぎ」などぶつぶつつぶやく一方、「CFexpress対応スロットは2つと噂されていたけど1つなんだ」「C5ボタンはついてないな」と胸をなでおろす。

「後出しジャンケンはしょうがないにしても、ちょっとやり過ぎだというのが上位モデルオーナーさんの共通した声のようです」。

ソニーαの発売で野田店長が思い起こしたのは、202411月に予約が開始された「α1 II」。

「悪夢のような超々品薄でした。100万円のカメラがあそこまでの品薄になるとは誰も想像ができず、販売店へはお客様優先でお届けするために店頭展示禁止令まで出る有様です。ソニーさんからもお詫びのプレスリリースが発表されました」。

その「α1 II」以上の反響を集めることになった「α7 V」。「α1 IIみたいな大惨事も覚悟していました」と語る野田店長だが、結果、生産台数が十分に確保されていたようで、受注停止となる最悪の事態は避けられた。

いち早く手に入れ、すでに存分に撮影を楽しまれているαファンも少なくない。「年末年始休みの間に、プリ撮影機能をフルに活用されたというお客様が、うれしそうに作品を見せにご来店されました。これまでは上位モデルでしかできなかった機能で、興奮しながら撮影されたそうです」。

注目度は抜群、しかし、α7 IVから価格も大幅にアップした。コール徳島店では、ソニーストアでは今なら最大60回までの分割手数料が0円、さらに下取りやAV10%OFFクーポンなどを駆使すれば、月々のお支払いはもっと抑えることができると案内している。

コール徳島店では売れ行きも好調。12月発売にもかかわらず、2025年通しての当店人気ランキングでは、不動の1Xperiaに次ぐ売れ行きとなりました。ソニーストアの現在のお届け目安が1月下旬となっており、徐々に品薄は解消していくはずです」

「それまで買い控えしていた方を含めて、まだまだ売れ行きは伸びると思います。今も目の前にうなっている常連のカメラ女子さんがいます」。大きな期待を寄せる大型商品の動向に注目する。

■店舗概要

コール徳島店
770-8052 徳島県徳島市沖浜2-30 コール徳島2F
TEL 088-655-1210
FAX 088-655-1208
営業時間 10:0020:00
定休日 火曜日・第1水曜日(※祝祭日は営業)

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