HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
JBL、AIで楽曲をリアルタイム分離するギターアンプ「BandBox Solo/Trio」。10/30一般発売
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのポータブルアンプ/Bluetoothスピーカー「JBL BandBox Solo」「JBL BandBox Trio」を、10月30日(金)より一般販売する。価格はいずれもオープン。JBLオンラインストア販売価格はSoloが54,890円、Trioが132,000円(ともに税込)。
BandBoxシリーズは、Bluetoothによる音楽再生に加え、ギターやボーカルの演奏、練習、録音、楽曲制作に対応するモデル。本体内のAIで楽曲をパートごとに分離する「ステム分離」機能を備える。
一般販売に先立ち、2026年5月ごろから8月末にかけてGREEN FUNDINGでクラウドファンディングを実施し、支援総額は1億円を突破。今回、支援者向けの販売を経て一般販売を開始する。
クラウド不要で楽曲を分離。“ギターだけ消す”練習にも
スマートフォンなどからBluetoothで入力した楽曲をリアルタイムに解析し、ボーカル、ギター、リズムパートなどに分離する「AIステム分離機能」を搭載。クラウドへデータを送信する必要がなく、本体内で処理が完結する。例えば、原曲のギターパートを消し、残ったボーカルやドラム、ベースなどを伴奏にして自分で演奏できる。
ボーカルを除いた“マイナスワン音源”を歌唱練習に使うほか、特定のパートだけを抽出して聴き込むことも可能だ。また、逆にボーカルだけを取り出し、アカペラのような状態で楽しむなど、楽器を演奏しないユーザーに向けたリスニング用途も想定している。
アンプシミュレーターやエフェクト、練習・録音機能を集約
ギターやマイクを直接接続し、Bluetoothで再生する楽曲と自分の演奏を同じスピーカーから出力できる。アンプシミュレーターやエフェクトも内蔵しており、先日開催されたイベント「HARMAN ExPLORE TOKYO 2026」では合計44種類を搭載すると説明された。プリセットを呼び出すほか、各パラメーターを細かく調整できる。
両モデルとも「JBL One」アプリに対応。アンプシミュレーター、エフェクト、練習ツールなどを一元管理し、演奏スタイルに合わせた音作りを行える。練習機能として、チューナー、メトロノーム、ドラムマシン、ルーパーを搭載。ロック、ファンク、ジャズなどのリズムパターンに合わせて演奏したり、録音したフレーズに演奏を重ねたりできる。練習に加え、作曲のアイデアを練る用途も想定する。
USB-CでPCに接続すると、オーディオインターフェースとしても利用可能。BandBoxで作ったギターサウンドをPCへ録音し、DTMやライブ配信などに活用できる。
なおBandBox向けユーザーインターフェース「JBL BandBox App Experience」は、「iF DESIGN AWARD 2026」で最高位の「iFゴールドアワード」を受賞。同社は、機能が増えるほど操作も複雑になりやすい演奏用機器において、アプリから直感的かつ詳細に音作りや各機能の操作を行える点を特徴としている。
約530gのコンパクトモデル「BandBox Solo」
「JBL BandBox Solo」は、自宅での練習や日常的な演奏を想定したコンパクトモデル。外形寸法は150W×87H×55Dmm、質量は約530gで、屋外やキャンプ先へ持ち出して演奏する使い方も想定している。
55mm径ドライバー1基とパッシブラジエーター2基を搭載。アンプ出力は18W RMS、周波数特性は73Hz - 20kHz(−6dB)となる。小型筐体にデュアルパッシブラジエーターを組み合わせ、低域の量感と迫力を追求したという。
BluetoothはVer.5.4で、対応プロファイルはA2DP 1.4/AVRCP 1.6、対応コーデックはSBC/AAC。内蔵バッテリーによる連続再生時間は約6時間となる。
入力はBluetooth、ギター/マイク用の6.3mmフォーン端子、USB-Cを装備。出力には3.5mmヘッドホン端子とUSB-Cを備える。クイックスタートガイド、保証書/安全シートを同梱する。
「BandBox Trio」は135W出力、4チャンネルミキサーを搭載
上位モデル「JBL BandBox Trio」は、Soloのコンセプトを踏襲しながら、大型化・高出力化したモデル。複数人でのセッションやライブでの使用も想定している。
4チャンネルミキサーと本体上面の大型ディスプレイを備え、アプリを使わずにミキシングや音作り、各種設定を行える。ギター、ベース、ボーカル、Bluetoothで再生するリズムトラックなどを組み合わせ、ストリートライブやバンドセッションに活用できるという。
スピーカーは165mm径ウーファー1基と25mm径シルクドームトゥイーター2基で構成。アンプ出力は135W RMS、周波数特性は50Hz - 20kHz(−6dB)となる。外形寸法は344W×265H×228Dmm、質量は6.65kg。
入力はBluetooth、XLR/6.3mmフォーンのコンボジャック2基、6.3mmフォーンジャック1基、USB-C、3.5mm AUX入力を装備。出力には3.5mmヘッドホン端子、USB-C、6.3mmフォーンのパススルー端子を備える。
BluetoothはVer.5.4で、対応プロファイルはA2DP 1.4/AVRCP 1.6、対応コーデックはSBC/AAC。連続再生時間は約10時間。クイックスタートガイド、保証書/安全シート、1.9mの電源コードを同梱する。

























