公開日 2026/03/11 19:27

ソニーPCL、YOASOBIと共同制作プロジェクト「“INTO THE WORLD” YOASOBI - Concept Prototype -」

音楽の世界へ全身で“入り込む” 新しい空間音楽体験、3月15日まで公開
編集部:長濱行太朗
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ソニーPCLは、新しい空間音楽体験フォーマットの検証として、YOASOBIと共同制作プロジェクト「“INTO THE WORLD” YOASOBI - Concept Prototype -」を、3月11日から15日の期間、東京都港区にあるソニーグループ本社 2F大会議場にて実施する。参加費は無料、事前予約制での参加となる。

(C)Sony PCL Inc.

「“INTO THE WORLD”」は、音楽を “聴く” だけではなく、アーティストが作り出す音楽の世界へ全身で “入り込む” 新たな空間音楽体験のフォーマット創出を目的としたプロジェクト。

大型LEDディスプレイによるダイナミックな映像空間、振動や動きなどによって触覚を刺激するハプティクス、立体音響、来場者自身のスマートフォンとの連動による臨場感あふれるサウンド表現などを通じて、より「多層的な没入体験」を可能にするという。

「“INTO THE WORLD”」の第一弾として、「NOVEL INTO MUSIC」をコンセプトに掲げる “小説を音楽にするユニット” であるYOASOBIとの共同制作が実現した。

YOASOBIは、“小説を音楽にする”という「NOVEL INTO MUSIC」をコンセプトに掲げる

本プロジェクトでは、ソニーPCLがコンセプト開発からコンテンツ企画、制作・演出における複数の先端技術を掛け合わせたテクニカルディレクションまでを担当しており、YOASOBIが紡ぐ楽曲の世界観そのものを空間体験として拡張することに挑戦している。従来のミュージックビデオやリアルライブに続く、新たな音楽体験のフォーマット開発を目指したと明かした。

YOASOBIのメンバーの体や動きをスキャンして制作したデジタルアバターが登場し、デビュー曲 『夜に駆ける』を含む全3曲に、それらの物語をかけ合わせた、音楽の世界に入り込むような体験を提供する。

今回、メディア向けに体験会が実施された。会場は、まるで映画館のよう大画面のLEDディスプレイが正面に1枚、左右にも1枚ずつ設置されており、計3枚の大型LEDディスプレイが導入されていた。スピーカーも多数設置されており、フロントの左側からセンター、して右側までスピーカーが敷き詰められており、さらに左右、サラウンド、高さ方向にも多くのスピーカーが並べられていた。

正面と左右に大型LEDディスプレイ、多数のスピーカーシステムが設置されていた

プログラムが開始する前のテストとして、来場者のスマートフォンが正常に反応するかをチェックしていたが、全員のスマートフォンを一斉に鳴らすのではなく、順番に鳴っていくのだが、来場者ひとりひとりのスマートフォンが鳴るため、個別に認識されている感覚になる。

実際にプログラムが始まると、各作品に沿ってストーリーが始まっていくのだが、大画面ながら非常に鮮明な映像で、併せて豊かな密度感のサウンドで、一気に作品世界に没入していく。物語が進んでいくと、画面の内容に合わせて椅子が振動。まるで4DX映画館のような体験ができる。

物語の中では、メールを受信するシーンなどがあるが、そのシーンでは来場者の手元のスマートフォンが鳴り響き、画面にメール内容が確認できる。着信も来場者によってタイミングがずれているため、まるで本当に自分のところにメールがきたような感覚に陥る。

来場者自身のスマートフォンにメールや再生中の楽曲情報が表示される

また、落ちていくようなシーンでは、正面と左右の画面がスライドしていくことで、視界が大きく動くため、来場者もその流れのままに落ちているような感触を得るだろう。加えて、サウンドの移動も前から後ろ、天井方向からも音が移動するため、視覚だけでなく聴覚からも自分の身体が動いているような印象が深まる。

YOASOBIのふたりが歌っているシーンでは、メンバーのモーションキャプチャも行っていることから、とてもリアリティが高く、動きが滑らかなのはもちろん、立体的でLEDディスプレイの前にふたりが立って演奏しているように見えるほど。作品世界から、ライブに移動したような感覚だ。また、照明も印象的で、作品やYOASOBIの演奏に合わせて、アグレッシブに動く照明は、非現実感が飛躍的に増す効果がある。

LEDディスプレイにYOASOBIのふたりが表示されているが、非常にリアリティが高く、その場にいるような実存感を体験できる

「“INTO THE WORLD” YOASOBI - Concept Prototype –」で、来場者からどのような意見が飛び交うのか、とても楽しみである。プロトタイプを経て、体験した方々の声が力となって、新たにブラッシュアップされていくことに期待が高まるプロジェクトだ。

写真左から、ソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 事業探索部門 田中和治氏、ソニーPCL株式会社 クリエイティブ部門 UXクリエイション部 上月貴博氏、ソニーPCL株式会社 クリエイティブ部門 UXディレクター 大矢 弓氏

●主催:ソニーPCL株式会社 ●企画・制作:ソニーPCL株式会社、Echoes/Sony Music Entertainment(Japan)Inc. ●プロジェクト支援:ソニーグループ株式会社 ●協力:株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント ●技術協力:Pixomondo Inc.、ソニー株式会社、SoVeC株式会社

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