公開日 2026/03/10 06:30

ソニー完全ワイヤレス驚愕の2連発「LinkBuds Clip」「WF-1000XM6」にソニーショップ店長もベタ惚れ

いずれも驚きの完成度に太鼓判
編集部:竹内 純
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秒で装着しているのを忘れてしまう「LinkBuds Clip」

ソニーから注目の2つの完全ワイヤレスイヤホンが相次ぎ発売された。同社初のイヤーカフ型となる「LinkBuds Clip(WF-LC900)」(2026年1月22日発表/2月6日発売)、そして、フラグシップモデルの「WF-1000XM6」(2026年2月13日発表/2月27日発売)だ。

ソニー初のイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds Clip」。カラバリは全4色 

ソニー製品の渾身の力を込めたレビューが人気を集めるブログ「店長のつぶやき日記」の名物店長、コール徳島店・野田博之氏もベタ惚れだ。

まずは、ソニー初となるイヤーカフ型の「LinkBuds Clip」。

イヤホンを含むポータブルオーディオ全般は大の好物というソニーショップ店長の野田氏。ソニーからまだ製品化されていない骨伝導イヤホンやカフ型イヤホンも、時間があれば量販店へ足を運び品定め。

しかし、あくまで個人的な印象としながら、「カフ型はどうしても耳にあわず5分と経たずに痛くなる。あまりよい印象は…」とお眼鏡にかなうモデルに巡り合えていないという。

それだけに期待も募ったソニー初のイヤーカフ型「LinkBuds Clip」。気になるフィッティングは、「これまで経験したことないほど“自然”の一言に尽きる。秒で装着していることを忘れてしまうほど」と好印象。

「誰でもさっと片手で取り付けできる。片手ずつ手に持ち、同時に両耳装着も簡単。コツは、丸い方を耳に引っ掛けるようにして、四角い方を耳の後ろへ少し引っ張るように持っていくこと。ゆとりサイズのおかげで個人的には痛くならなかった」。

付属のフィッティングクッションを使うことで、耳が小さめの人でもぶらぶらせずに固定できる。

「かなり幅広い“耳”にフィットすると思う。とにかく着け心地が自然なので、長時間つけっぱなしでも違和感はないはず。カフ型ならではの“ポロリ落下”のしづらさも頼もしいし、防滴性能IPX4なのでスポーツにも使える。耳の穴を塞がないから蒸れづらい」と説明する。

アクセサリー感覚で身に着けるイヤーカフのように装着。「まさにながら聴き最強」と野田店長 

音質については「低音がやや控え目。しかし、高域までバランスがとれた音色のため聴きやすい。ながら聴き用のオープンタイプとしてはすばらしい音質。試聴した当店スタッフ全員が『おおお』と思わず声をあげて驚いたほど」と太鼓判を押す。

さらに、特筆すべきだと声を大にするのがの“開放感”だ。「イヤホン独特の頭の中で音が鳴っている感とは真逆となる開放感。周りにいる人たちにも同じ音が聞こえているんじゃないかと、自分だけに聞こえていることをついつい忘れてしまう」。

4種のリスニングモードを搭載し、音漏れや外音の影響による聞きづらさを軽減。バッテリー持ちは本体9時間+ケース28時間、3分充電で60分使用できる急速充電も備える。「超気に入った!買います!!」と即決の野田店長。ついに探し求めていた“満足させてくれるイヤーカフ型”に巡り合うことができた。

“M7”でもいいくらい。シリーズ最強・最高の進化「WF-1000XM6」

一方、「シリーズ最強・最高の進化」と評価する「WF-1000XM6」。

「M6じゃなくM7でもよかったレベル。これまで通りにハード面の進化は見事だが、昨年5月に発売されたヘッドホンタイプの『WH-1000XM6』同様に、“サウンドエンジニアとの共創”による音作りもブラボー!」と大絶賛。

ソニーのフラグシップ完全ワイヤレスノイキャン「WF-1000XM6」 

その音質・音色は、「いやもう、ヘッドホン『WH-1000XM6』のときにも痛感したが、やはり、優れたチューニングはヘッドホン・イヤホンの価値をグンと引き上げる。いくらいいハードでも、チューニングが残念じゃどうにもならない」。

そしてまた、「優れたハードウェアだからこそ、エンジニアの高レベルのチューニングに答えることができる。正直、完全ワイヤレスもここまで来たか」と舌を巻く完成度だ。

「贅沢を言えば…」と敢えて注文を付けた。

「ヘッドホン『WH-1000XM6』で対応している『360 Upmix for Cinema』には対応できていない。以前、開発者に完全ワイヤレスイヤホンへの実装を嘆願してみたが、苦笑いしてごまかされた。本体サイズやバッテリー持ちなど、技術的に無理があるのだろうか…」と今後の実現に期待を寄せた。

「毎度モデルチェンジをするたびに、ソニー完全ワイヤレスイヤホン史上最高ノイキャン、最高音質と謳っているが、今回は2回分、3回分くらいの進化を遂げたと感じてしまうほど。次のモデル『M7』を出すのがしんどくなるんじゃないかな。M4以前のオーナーさんだけでなく、M5オーナーさんですら買い替えを検討していいモデル」と言い切った。

コール徳島店・野田博之店長 

すでに広く行き渡り、成熟期を迎えた完全ワイヤレスイヤホン。野田店長は「そろそろ飽和状態。技術的にも他社との差別化が難しくなってきていると思う」と分析。

お客様から得る反応から「結局は“音質”が決め手。永遠に追いつけることはないであろう“有線イヤホン”がゴールだと思うが、技術の進化で果たしてどこまで近づくことができるのか。そこに、まだまだメーカー間で差別化ができる余地がありそう」と指摘する。

また、ノイキャンの今後の進化については、ここでも差別化が難しくなってきているとしながらも、「AIによって音の選別ができるようになれば、まだまだノビシロがある気がする」とAIに着目。

「人の声以外をキャンセルしたり、自分の子どもの声以外はキャンセルしたり、特定の音だけを取り込むようにできれば面白い。また、今いる自宅、職場などの環境音をAIが学習して、より一層ノイキャン精度を高めることもできる。AIが絡んでくると、スマホアプリの重要性が増してくると思う」とヘッドホン・イヤホンが切り開く新境地へ期待を寄せた。

■店舗概要

コール徳島店
〒770-8052 徳島県徳島市沖浜2-30 コール徳島2F
TEL 088-655-1210
FAX 088-655-1208
営業時間 10:00〜20:00
定休日 火曜日・第1水曜日(※祝祭日は営業)

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