HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
<OTOTEN>高級オーディオでホロライブ楽曲を体験/NHKなどによる歴史的機材の展示体験も

オーディオビジュアル関連のブランドが多数集まるイベント「OTOTEN2025」が開幕。ホロライブ所属の人気VTuber・AZKiとのコラボブース(ガラス棟5F・G502)では、OTOTENに出展する各社のオーディオシステムやヘッドホンなどでホロライブ所属アーティストたちの楽曲を体験できるようになっている。
高級オーディオでホロライブ楽曲を体験
ホロライブの特設ブースでは、ラックスマンやトライオードのアンプやプレーヤー、ソニーやオーディオテクニカ、ビクターのヘッドホンやワイヤレススピーカーなどで彼女たちの楽曲を体験可能。グッズを身に着けた熱心なホロライブファンが、入場整理券を求めて長い列をつくっていた。

いわゆるピュアオーディオの機器では、例えばラックスマンのプリメインアンプ「L-505Z」やネットワークトランスポート「NT-07」などを使い、CDよりもクオリティの高い非圧縮音源でホロライブ楽曲を再生。一方、ポータブルオーディオではオーディオテクニカのモニターヘッドホン「ATH-M50x」や、ソニーの最新ヘッドホン「WH-1000XM6」などを体験できるようになっている。

放送100年を支えた歴史的機材がズラリ
NHK、日本オーディオ協会、日本コロムビアとの3者による共同ブース(ガラス棟5F・G502)では、日本コロムビアが1972年に開発した世界初の実用PCMデジタル録音機「DN-023R」や、三菱による1966年生ダイナミックコーンスピーカー「DIATONE AS-3001」のカットモデルなど、レトロな機材を見ることが可能。DN-023Rについては実際に音を出すデモンストレーションも用意している。

また、OTOTENの母体とも言える「全日本オーディオフェア」の第1回(1952年開催)で実施したという、2台のラジオによるステレオ再生体験デモを再現。NHKラジオ第一からLチャンネル、第二からRチャンネルの音を流し、それを2台のラジオで受信して一緒に聴くことでステレオ再生になるという仕組みだ。

一方で、最新コーデック「VVC(Versatile Video Coding)」を用いた地デジ放送の高度化デモも披露。今年放送100周年を迎えたことを受け、歴史を振り返りつつ未来を提示するという試みを披露している。































