HOME > ニュース > <OTOTEN>ビクター初のサウンドバーを参考展示。ウッドコーンスピーカー搭載

音楽をパートごとに分離させる独自システムも

<OTOTEN>ビクター初のサウンドバーを参考展示。ウッドコーンスピーカー搭載

公開日 2025/06/21 15:51 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

オーディオビジュアル関連のブランドが多数集まるイベント「OTOTEN2025」が開幕。JVCケンウッド(ガラス棟5F・G510)は、独自技術のウッドコーンスピーカーを採用したサウンドバーを参考出展するなどしている。

ビクター初のサウンドバーは独自のウッドコーンを搭載

同社では、ビクターブランドのコンポやスピーカー、ワイヤレスイヤホンといったオーディオ系の展示と、4Kプロジェクター「DLA-Z7/Z5」の視聴体験という2つのブースを展開。オーディオ関連ブースは「LIFE with WOOD-木の音と暮らす」をコンセプトに、ウッドコーンコンポ「EX-HR10000」や、防水・防塵対応のワイヤレススピーカー新モデル「SP-WS04BT」などを体験できるようにしている。

そして上述のとおりウッドコーンスピーカーを採用したサウンドバーを参考出展。同社初のサウンドバーを投入予定であることが明らかにされた。

詳細なスペックはまだ調整中とのことだが、同社が長年ピュアオーディオでウッドコーンを展開するなかで培ってきたノウハウを投入した高音質設計にするという。発売日や価格もまだ検討中だが、「年内くらいには発売できるのではないか」(同社スタッフ)とのことだった。

また、インテリアと調和するシンプルなフォルムと、木材を使用したウッドデザインも特徴とのことで、ブースでは明るめの色とややダークな色の2色が展示されている。

展示品はまだモックアップのため音などは確認できなかったが、やや小ぶりなサイズで、スピーカーもおそらく2.1chなどのシンプルな構成になりそうな気配。一般的なサウンドバーとは一線を画す存在になりそうだ。

音楽をAIが楽器ごとに分離して別々のスピーカーから鳴らす独自技術も

ウッドスピーカーでは、直販サイトでのみ受注販売している「WDS-01」も展示。同製品はキャビネットの素材をスギ/マツ/ナラ(オーク)/スプルース/ウォルナット)から選べることも特徴だが、新たにケヤキ/サクラ/オリーブ/マホガニー×スプルースも登場することが今回のOTOTENで明らかにされた。

また、同スピーカーを使い、音楽を楽器のパートごとに分離してそれぞれ別のスピーカーから鳴らす独自技術「楽器スピーカー」システムの参考展示も。同システムでは、ステレオやモノラルの一般的な音源を、AIが分析して楽器のパートごとに分離。各パートを楽器の特性に合わせたスピーカーで再生することによって “楽曲のライブ感” を一層リアルに体験できるようにするという。

ながら聴きイヤホンは新色を参考展示。人気投票参加でプレゼントも

完全ワイヤレスイヤホンも各種を展示。発売を開始したばかりの新製品「HA-A22T」や、“ビクター史上最高傑作” を謳う「HA-FX550T」など、様々なモデルを実際に試聴することができる。

耳をふさがない、ながら聴きイヤホン “nearphones”「HA-NP1T」は新たなカラーバリエーションを参考展示。「Romantic Vacation」「Cafe Break」「Luminary」と名付けられた3色が展示されており、どの色が好みかを投票すると製品が当たる、来場者限定のプレゼントキャンペーンも展開されている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE