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<ヘッドフォン祭>フォステクス、新機種「T60RPmk2」が並び参考展示に密閉型も登場/Shure、100周年記念セール中
イヤホン・ヘッドホンやDAPなどポータブルオーディオ関連ブランドが集まるイベント「春のヘッドフォン祭 2025」が、4月26日にステーションコンファレンス東京で開催された。本稿では、完実電気ブースから、フォステクス、Shureのレポートをお届けする。
新機種「T60RPmk2」が試聴可能、開発中の密閉型モデルも並ぶ
フォステクスブースでは、4月18日にリリースされたセミオープン型ヘッドホン「T60RPmk2」を中心に、モニター用のセミオープン型ヘッドホン「T50RPmk4」、オープン型ヘッドホンのプレミアムモデル「TH616」といった製品群が展開されていた。
新製品のT60RPmk2は、同社のプロ向けヘッドホンで培ってきた独自技術である、全面駆動型平面振動板ドライバー「RPドライバー」を搭載し、音楽リスニング向けにチューニングされ、“mk2”としてさらなる進化を遂げたモデル。
ハウジングの素材には黒胡桃無垢材を使用しており、モデルひとつひとつで木目や木肌、色合いの相違が楽しめることも特徴であり、音質面においても豊かでしっかりした低域の深み、伸びやかで濁りの無い高域再現が可能な点もメリットとして挙げている。
今回の展示では参考出展としてT60RPmk2とT50RPmk4の密閉型モデルも並んでおり、セミオープン型モデルとの比較試聴が可能となっていた。
T60RPmk2の密閉型モデルは、黒胡桃無垢材のハウジングに空いていた空気穴を塞ぐことで密閉仕様になっている。またT50RPmk4の密閉型モデルは、ハウジングの外側にある空気穴のデザインがそのまま残っているが、内部の穴を塞ぐことで密閉仕様にしているという。
両モデルとも採用されているドライバーや高音質技術などは共通だが、セミオープン型/密閉型で好みに応じて選べるようラインナップの拡充を図っていくと明かした。また、価格はセミオープン型と密閉型で開きが出ないように設定したいと担当者は説明してくれた。
Shure100周年記念のPREMIUM SALEを開催中
Shureは、既存モデルを中心にブースを展開しており、3BAドライバー搭載イヤホン「SE535」や「SE535 LIMITED EDITION」、4BAドライバー搭載のフラグシップイヤホン「SE846 GEN2」、3BD搭載の”AONICシリーズ“の最上位機種「AONIC 5」、そしてエントリークラスの「SE215 SPECIAL EDITION」などもデモ機が置かれていた。
ヘッドホンも密閉型モニターヘッドホン「SRH840A」をはじめ、スタンダードクラスの「SRH440A」、はハイミドルクラスの「SRH1540」、開放型モニターヘッドホン「SRH1840」、またワイヤレスモデル「AONIC 50」といった同社の定番モデルがずらりと並んでいた。
Shureは100周年記念としてPREMIUM SALEを実施しているとのこと。実施期間は2025年4月24日 – 5月22日。ヘッドホン5機種、イヤホン8機種が対象となっていた。































