AIで周囲の騒音をカットするオープンイヤー型完全ワイヤレス「NaviBook AI Pro」。Makuakeで先行予約スタート

Navibook AIは、AI技術を活用した「AIノイズデリートマイク」を搭載するオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「NaviBook AI Pro」の先行予約販売を、応援購入サービスMakuakeにて開始した。発送は3月下旬を予定。カラーはブラックとアイボリーの2色を揃える。

一般販売予定価格は22,000円（以下いずれも税込）のところ、Makuakeでは数量限定の割引プランをラインナップ。たとえば42%オフの12,760円で購入できる「超！超超早割プラン」が各色500台限定で用意されている。各種プランはMakuakeの販売ページにて確認ができる。

Navibook AIは、AI技術を活用した高性能イヤホンマイク製品を展開している日本発のブランド。この度、独自のAIチップを搭載したオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「NaviBook AI Pro」を発表している。

AIによってユーザーの声だけを識別することで、周囲の騒音を99.9％分解除去するという「AIノイズデリートマイク」を搭載。オフィスやカフェ、街中、空港など騒がしい環境においてもクリアな音声通話を実現すると謳う。

AIノイズデリートは、複数のマイクで音の方向ごとに調整を行い必要な音だけを収集する「マイクアレイ技術」、人間の聴覚を模倣してノイズの多い状況でも特定の音源を追跡する「聴覚シーン分析」、AIで音声とノイズを分離してクリアな音質を提供する「深層学習アルゴリズム」、人間の耳のように周波数を分解して低周波域でのノイズ除去と音声増強を行う「Gammatoneフィルタバンク」といった、4つの最先端技術を組み合わせることで実現したとする。

さらに、付属の脱着式マグネットマイクを装備することで最大100dBのノイズ除去が可能となり、高架下の電車の騒音にも対応できると説明する。なお、マグネットマイク非装着時でも最大50dBのノイズ除去を実現する。

サウンド面では、人間の聴覚特性を利用して低音再生を補強する「Virtual Bass」技術を採用。DSPによってリアルタイムにサブバス周波数（50Hz以下）に対する倍音成分を生成することで、低音が再生されているような錯覚を生み出し、「聴き手に重厚なベース音を感じさせる」とアピールする。

連続再生時間は最大8.5時間、充電ケース併用時は最大34時間。フル充電には1.5時間を要し、5分の充電で最大1時間の使用が可能な急速充電に対応する。IPX4相当の防水性能に準拠するほか、着信応答／音量調整／ミュートといった基本操作は本体のパッド上でワンタッチ操作が可能。Bluetoothバージョンは5.4をサポートし、マルチポイント接続にも対応する。

イヤホン本体はアークイヤーフック型の設計により、動きの多いシーンでもズレにくく、安定した装着感でスポーツ用途にも適応させている。また、素材に超軟質シリコンを用いることでフィット感を高め、長時間の使用でも負担を感じにくいとのこと。本体質量は片耳で12.6g。