水月雨、宇宙旅行をテーマにデザインした完全ワイヤレス「SPACE TRAVEL」

合同会社地球世界は、水月雨（MOONDROP）のアクティブノイズキャンセリング（ANC）を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「SPACE TRAVEL」を本日8月31日に発売した。価格はオープンだが、税込6,300円前後での実売が予想される。

モデル名の示す通り、宇宙旅行をテーマとしたデザインを取り入れた完全ワイヤレスイヤホン。音質特化型の13mmダイナミックドライバーを搭載。チタンメッキドームと柔軟なエッジ複合振動板を採用し、CCAWコイルとネオジムマグネットにて駆動し、優れた高域の伸びとディテール、マイルドな低音と優れた低歪みを実現した。

ブランドが最優先に掲げる音質の追求では、ダイナミックドライバー性能に基づいて音響チャンバー構造を調整しながら、SoC内蔵のDSPによって音質を最適化。ワイヤレス伝送、チップデコードからイヤホン再生までの全チェーン測定で、全帯域の全高調波歪み（THD）はほぼ0.1％未満となり、低価格帯のモデルながらHiFiレベルの音質を体験することができるとアピールしている。

搭載されるANC機能は、外音ノイズ収集に伴うフロントキャビティ内の低音損失を防ぐため、音質重視のシングルフィードフォワード方式を採用する。新しいソフトウェアと強力なSoCを組み合わせ、プロの音響エンジニアがチューニングを繰り返し行うことで、35dBのノイズキャンセリングと最大3kHzの広帯域アクティブノイズキャンセリングを達成したとのこと。

外音取り込み機能として、周囲の人とクリアな会話ができるように、人の声の周波数が集中する200〜1000Hzに最適化した帯域特化型の音声通過モードを搭載。イヤホンを装着しながら、クリアな会話を提供する。

接続モードは、より高いビットレート信号となる通常伝送の「ミュージックモード」と、信号伝送遅延が55msと短い「ゲームモード」を用意。本体のタッチセンサーで切替えられる。

その他機能として、片耳での使用、専用アプリ「MOONDROP Link」との連携にも対応し、タッチ操作のカスタマイズや操作方法の設定、3種類の低音チューニングの切替えが行える。

音声ガイダンスには同社の公式バーチャルライバー「水月ゆき」の専用音声第2弾を収録。連続再生時間は最大4時間、充電ケースと併用で最大約16時間。Bluetoothのバージョンは5.3、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデックはAAC/SBCをサポートする。