公開日 2015/10/24 18:23

<ヘッドホン祭>KEF、新しいHi-Fiヘッドホン「M400」参考出展

ヤマハ、ATOMIC FLOYD、音茶楽/茶楽音人なども
編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「秋のヘッドフォン祭 2015」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、KEF、ヤマハ、SAEC、ATOMIC FLOYD/JayBird、音茶楽/茶楽音人の出展内容をレポートする。

■KEF

KEFは、11月発売を予定しているHi-Fiヘッドホン「M400」を参考出展している。価格は32,000円(税抜)。

M400

内部に40mm口径のドライバーを搭載するモデルで、本体は光沢仕上げのアルミダイキャスト製としデザイン性にもこだわった。再生周波数特性は20Hz〜20kHzで、感度は101.5dB±4dB、インピーダンスは32Ω。イヤーパッドにはソフトな装着感で汗にも強いとされるプロテインレザーを使用している。ケーブルは着脱式で、プラグ形状は3.5mmステレオミニを採用。スマホ向けのマイク付きリモコンも装備している。

また、以前から数々のイベントに参考出展されてきたイヤホン「M100」も同じく11月発売が決定した。価格は19,000円(税抜)。

M100


■ヤマハ

ヤマハは、「HPH-PRO500」などをはじめとする同社製ヘッドホン/イヤホン各種のほか、先日リリースされたばかりの“薄型”Hi-Fiコンポーネントもさっそく出展している(関連ニュース)。

A-U671(左)と、CD-NT670(右)

ヘッドホン/イヤホン現行製品を一挙に展示

本製品は、ヤマハのHi-Fiサウンドをデスクトップで楽しめる環境として提案するもので、ハイレゾ対応のネットワークCDプレーヤー「CD-NT670」と、USB-DAC搭載プリメインアンプ「A-U671」をラインナップ。A-U671にはヘッドホンアンプも搭載しているため、今回のイベントでは、この2機種にヤマハのHi-Fiヘッドホン上位機種「HPH-PRO500」を組み合わせたデスクトップオーディオの試聴デモを実施している。


■SAEC

サエクコマースは、同社が取り扱うDynamicMotionやSUPRAのイヤホンをメインにアピールしている。

サエクコマースブースのようす

DynamicMotionからは、独自開発のドライバー“Balanced Dynamic Driver”を搭載するカナル型イヤホン「DM100」、スウェーデンのケーブルブランドSUPRAからはダイナミック型イヤホン「NiTRO(ナイトロ)」などの製品を用意し、精力的な試聴デモを実施している。

DynamicMotionのイヤホン DM100

SUPRAのNiTRO


■ATOMIC FLOYD/JAY BIRD

フォーカルポイントは、同社が取り扱うATOMIC FLOYDとJayBirdなどのイヤホン製品をメインに出展している。

ATOMIC FLOYDの製品各種

JayBirdの製品各種

ATOMIC FLOYDからは、「SuperDarts Titanium +Remote」「SuperDarts +Remote」」「PowerJax +Remote」などの人気機種を一挙に用意。JayBirdからは、Bluetoothイヤホンの最新モデル「BlueBuds X2」が出展されている。また、スマートフォンを楽しく便利にすることをコンセプトに設計されたブランド TUNEWEARからも、スマホ向けのアルミ筐体イヤホン「TUNEWEAR TUNESONIC for スマートフォン」を用意。それぞれの試聴デモを展開している。


■音茶楽/茶楽音人

音茶楽は、11月下旬発売を予定しているオークヴィレッジとのコラボイヤホン最新モデル「Donguri-欅Ti Plus(KEYAKI Ti Plus)」(関連ニュース)を公開している。

Donguri-欅Ti Plus(KEYAKI Ti Plus)

2013年11月に発売した「Donguri-欅」の主要部品を全て一新したモデルで、ハイレゾにも対応。前モデル同様に欅の芯材を採用しているが、内部形状は新規。形状をどんぐり型にする事で内部の定在波を抑制、自然な音質を再現するとしている。またフロントキャビネットには、音響素材として優れた純チタンを新たに採用した。

同社が開発したイヤーチップ「Spinfit」を1回1000円で掬えるSpinfit掬いも開催

かなりマニアックだが、同社開発の「トルネードイコライザー」単品販売も実施している

また、その隣の茶楽音人のブースでは、こちらも11月下旬発売を予定しているハイレゾ対応イヤホン「Chonmage 3号(関連ニュース)」を公開している。

Chonmage 3号

こちらは、学習用途向けに開発されたちょんまげ君

新開発の「トルネード・ターボ・エアー機構」を搭載することで、「オープンエア型の音の広がりと密閉性・遮音性を両立させた」というイヤホン。この「トルネード・ターボ・エアー機構」は、TTR(株)と音茶楽が共同開発した新技術「A.I.R.機構」と、音茶楽の既存技術「アコースティック・ターボ回路」「トルネード・イコライザー」を組み合わせたものとなる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX