公開日 2012/05/08 11:21

NEC、テレビ視聴/スマホ連携機能を強化したPC「VALUESTAR」「LaVie」新モデル

チューナー非搭載PCへの番組配信なども可能に
ファイル・ウェブ編集部
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■VALUESTAR W 5月下旬発売
・VW970/HS ¥OPEN(予想実売価格250,000円前後)
・VW770/HS6 ¥OPEN(予想実売価格230,000円前後)
・VW570/HS6 ¥OPEN(予想実売価格205,000円前後)

VW970/HS

VALUESTAR Wシリーズ


VALUESTAR Wの概要
VALUESTAR WシリーズはフルHD解像度の23型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶を搭載した一体型モデル。狭ベゼルのフラットデザインを採用したほか、本体にキーボードをスッキリ収納できるようになっている。970のみ偏光板方式の3D表示に対応する。

970と770はCPUがCore i7(2670QM)、メモリ8GB、内蔵HDD約3TB。570はCPUがCore i5(2450M)、メモリが4GB、内蔵HDD約2TB。ドライブはいずれもBDXLドライブで、970のみBlu-ray 3Dの再生にも対応する。

本シリーズは、テレビ視聴機能を強化したのが大きな特徴だ。地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを2機搭載。「ひかりTV」の視聴にも対応する。

さらに、すぐにテレビを観られる「ぱっと観テレビ」機能も、6年ぶりに復活。本機能は上述の2チューナーに加え「ぱっと観テレビ」専用チューナーを1機搭載することにより、約2秒で地上/BS/110度CSデジタル放送の視聴可能にするというもので、リモコンや本体にある「テレビ」ボタンを押すと、まるでテレビのようにパッと起動させることができる。ダブル録画中でも別チャンネルの視聴が行えるメリットもある。加えて、B-CASカードが1枚で済むのもポイントとしている。

約2秒で地上/BS/110度CSデジタル放送の視聴が可能になる「ぱっと観テレビ」機能

画質面では高画質化回路「彩りプラスex」を搭載。これまでの「彩りプラス」では非対応だった2:3プルダウンや動き適応型IP変換/ノイズ低減、斜め線補正なども行えるようになった。

音質面も強化。本体下部に2.1chのヤマハ製サウンドシステムを搭載しており、出力も4W+4W、ウーファー8Wと昨年モデルより強化した。ウーファー搭載により最低再生周波数を70Hzとしたことに加え、豊かな低音を生み出すSR-Bassシステムも採用している。また、スピーカーにはチタンコーンを採用。クリアな中高音を実現するという。

接続端子も拡充。USB端子を3.0対応4系統、2.0対応4系統の計8つ搭載し、本体前後左右いずれの面にも備えることで利便性を高めた。HDMI入力端子も2系統に増強したほか、D4端子も用意している。

そのほか、アスペクト比16対9、720p動画対応のwebカメラを搭載している。


■VALUESTAR N
・VN770/HS6 ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)5月下旬発売
・VN570/HS6 ¥OPEN(予想実売価格175,000円前後)5月下旬発売
・VN370/HS6 ¥OPEN(予想実売価格135,000円前後)5月中旬発売


VALUESTAR Nの概要

VALUESTAR Nシリーズ
VALUESTAR Nシリーズは、テレビ機能を備え、本体厚6cmのスリム&スタイリッシュなデザインを採用した一体型PC。地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを2系統(370のみ1系統)搭載。「ひかりTV」の視聴にも対応した。

770と570はフルHDの21.5型ワイドLED IPS液晶、370は解像度1,600×900の20型ワイドLED液晶ディスプレイを搭載している。

CPUは770がCore i7(2670QM)、570がCore i3(2370M)、370がCeleron B815。メモリは最大8GBまで対応しており、770は8GB、570と370は4GBを標準搭載している。

内蔵HDDは、770と570は約2TB、370は約1TB。ドライブは770と570がBDXL対応で、370はDVDスーパーマルチドライブとなっている。

スピーカーは出力3W+3Wのヤマハ製のものを搭載。HDMI入力端子1系統や、アスペクト比16対9、720p動画対応のwebカメラを備えている。


■VALUESTAR L 5月中旬発売
・VL750/HS ¥OPEN(予想実売価格210,000円前後)
・VL150/HS ¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)


VALUESTAR Lの概要

VALUESTAR L
VALUESTAR Lシリーズは拡張性を備えたタワーPC。VL750/HSは、CPUにCore i7(3770S)を採用し、メモリは8GB、内蔵HDDは約2TBで、BDドライブを搭載。USB3.0を2系統、2.0を6系統用意するほか、メモリーカードスロット(SD/SDHC/SDXC、メモリースティックデュオ、メモリースティックPRO-HG デュオに対応)も備える。2W+2WスピーカーとHDMI入力端子を搭載したフルHD 23型ワイド液晶ディスプレイがセットになっている。

VL150/HSは、CPUにCore i3(2120)を採用し、メモリは4GB、内蔵HDDは約500GBで、DVDスーパーマルチドライブを搭載。USB2.0を6系統用意する。1W+1Wスピーカー内蔵の19型ワイドTFT液晶ディスプレイがセットになっている。


■Web直販限定モデルも用意

上記のW/N/LシリーズのCPUや記憶媒体などをスペックアップしたNEC Direct直販限定モデル“VALUESTAR G”シリーズも用意される。価格はタイプWが200,000円前後から、タイプNが110,000円前後から、タイプLが100,000円前後から。

NEC Direct直販限定モデル“VALUESTAR G”シリーズ


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