パナソニック、iPodともドッキング可能なHD内蔵SDコンポ“D-dock”を発売

パナソニックマーケティング本部は、同社のSDオーディオプレーヤー“D-snap”やiPodとのドッキング機能を搭載した80GB HDD内蔵SDコンポ“D-dock”「SC-SX950」を9月21日に発売する。

本製品の価格はオープンだが、95,000円前後での販売が予想される。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色。

本機には80GB HDDのほか、CDプレーヤー部とFM/AMチューナー部を搭載する。ほかにもSDメモリーカードに保存した音楽ファイルの再生が可能だ。CDから内蔵HDDには最大12倍速での録音ができるほか、HDDからSDには最大16倍速で転送が可能。CDからHDDへの録音時にはリニアPCM方式での取り込みが行える。CDの再生・録音時には、HDDにはGracenoteデータベースの一部を内蔵しており、インターネットに接続しなくても楽曲のタイトル情報が取得できる。インターネットに接続してGracenoteサーバーから最新CDの楽曲情報を自動取得することも可能だ。さらに過去に録りためたMDやカセットテープ、レコードなどからHDDへアナログ録音した楽曲にもタイトル情報を自動入力できる「曲タイトル取得」機能も搭載している。

新製品では同社のSDオーディオプレーヤー“D-snap”シリーズとのドッキング機能が強化されている。D-dockとドッキングして、D-dock本体の電源がオフの際にもD-snapの充電が行える。本機能の対応機種はSV-SD400V/SD800N/SD850N/SD950Nの各モデル。

D-dockの本体に録り貯めた楽曲はD-snapに入れたSDカードに最大16倍速で転送することができる。新曲プレイリスト内の楽曲はドッキングしてワンボタンで自動転送が可能。SDカードにあらかじめプレイリストなどをテーマとして設定しておくことで、テーマに沿った曲目をワンタッチで転送することもできる。

また、同日発表されたBluetooth搭載のD-snap新製品「SV-SD950N」や、Bluetooth搭載携帯電話とワイヤレスに接続して音楽を楽しむ機能も採用された。D-dockの電源オフ時にもプレーヤーから起動し再生がすぐに楽しむことができる。またD-snapをワイヤレスヘッドホン代わりに活用することも可能だ。

さらに別売のiPod用ユニバーサルドック「SH-PD9」（￥OPEN・予想実売価格5,000円前後）を装着して、iPodの装着も可能になる。ドッキング時にはiPodの選曲・再生・充電ができる。

本体には同社独自の高音質化技術「リ．マスター」を搭載。SDオーディオやBluetooth、iPodの音楽が高音質に楽しめる。さらに高効率デジタルアンプや、「竹繊維振動板」採用の高音質スピーカーも合わせて採用されいている。

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（Phile-web編集部）