パイオニア、i.Linkデジタル伝送対応モデルなどミドルクラスAVアンプ2製品を発売

●パイオニア（株）より、AVアンプのフラグシップモデル「VSA-AX10Ai-N」の高音質設計を数多く踏襲した中級モデル2機種が新たに発売される。

■「VSX-AX3i-N」/2004年10月上旬発売/136,500円
■「VSX-1014-N」/2004年10月上旬発売/97,650円

両モデルでは、ロスの少ないパワー素子「A.D.E MOS FET」の全7chへの採用や、高音質再生の為に洗練を重ねた内部構造「シンメトリカル・パワートレイン・デザイン」など、最上位モデル「AX10Ai」と同等の高音質技術が採用されている。DSPにはモトローラ社の最新180MIPS/48bitプロセッシングチップを採用したほか、回路の経路を最短化した独自の「デュアルデジタル　コアエンジン」により、DTS96/24をはじめとする高音質フォーマットを高速・高精度に再現する。

両モデルともに、最適なサラウンド環境を簡単にセットアップできる、自動音場補正システム「オートMCACC」を採用したほか、「AX3i」ではi.Linkデジタル伝送に対応する「アドバンスド・レゾリューション・デジタル・オーディオ・インターフェイス」が同社の中級機に初めて搭載された。また、「PQLS（Precision Quartz Lock System）」を搭載することにより、音質に悪影響を及ぼすジッターを最小化し、原音に忠実なハイクオリティのデジタル伝送を可能にしている。

両モデルにおいて最新のサラウンドデコーダー「ドルビープロロジックIIx」が搭載され最大7.1chでのサラウンド再生が楽しめる。ほかにもドルビーデジタルやDTS、MPEG-2 AACなど、幅広いマルチチャンネル音声フォーマットに対応したコストパフォーマンスの高いモデルとなっている。

【問い合わせ先】
パイオニア　カスタマーサポートセンター
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（Phile-web編集部）