ATIが次世代デジタルTV用のチューナーチップ「Xellion」を開発

●米国のATIテクノロジーズでは今、次世代デジタルTV用の新型第2世代高度統合システムとなるチューナーチップ「Xellion（ジリオン） 225」の開発を進めている。

本製品は1つのチップ内に、セットトップ・ボックスやデジタル・テレビに必要な処理、グラフィック、映像、音声、I/O（入出力）機能のすべてを統合している。また300MHz MIPS CPU（中央演算処理装置）、デュアル・ハイビジョンの可能なMPEGデコーダー、オーディオ・デコーダー、デュアル・ディスプレイ・エンジン、2Dおよび3Dグラフィックス・エンジン、限定受信、トランスポート・デマルチプレクサー、PCI（周辺装置相互接続）、USB（ユニバーサル・シリアルバス）、ハードディスク・ドライブ・インタフェースも併せて内蔵されている。

現在ソニー、エプソン、サイエンティフィック−アトランタといった業界のリーディングカンパニーが次々と本製品の採用決定を明らかにしているという。高性能「Xellion 225」の登場により、今後各メーカーから発売されるハイビジョンテレビ、プロジェクターおよびTVチューナの多くの製品に本製品が搭載されることが予想される。

【問い合わせ先】
ATIテクノロジーズ ジャパン（株）
Tel: 03-5275-2786
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（Phile-web編集部）