「WiLL」プロジェクト、薄型フラットブラウン管採用21型ビデオ内蔵型テレビ新発売

●松下電器産業（株）は異業種合同マ−ケティングプロジェクト「ＷｉＬＬ」の新製品として、独自の薄型フラットブラウン管を採用した２１型のHi-Fiビデオ内蔵型テレビを６月２０日より発売する。
　
本製品は、Ｔ（タウ）フラットブラウン管スリムチュ−ブを搭載することにより、２１型ビデオ内蔵テレビで業界最薄の奥行き（３９ｃｍ）を実現。１４型テレビの設置スペースに２１型テレビが置ける（当社従来機種比）コンパクト性を追求した。また、前面パネルに柔らかい色調のミルキーホワイト色を採用するなど、部屋のインテリアとの調和を意識したスタイリッシュデザインに仕上げられている。

更に、基本性能の追求として、ビデオ部に「ス−パ−ドライブメカ」を搭載。見たいシ−ンを素早く探せる「５０倍速スピ−ドサ−チ＆４００倍速高速リタ−ン（120分テープを約１分で巻き戻し・早送り）」機能装備で、ビデオ操作の利便性向上が図られた。

また本製品は、 番組を見ながら別の番組を裏録画できる地上波２チューナー内蔵、 最新のヒットチャートなどを楽しめるＦＭラジオとブラウン管上に星を散りばめた画面演出で流行のヒット曲や話題曲が楽しめるスターダスト機能搭載、 臨場感のあるサラウンド効果が得られるＱサウンド機能搭載、 音声出力端子を装備し「ＷｉＬＬ ＴＨＥＡＴＥＲ」とシステムアップが可能、など使い心地に多くの配慮がなされている。

松下電器は本製品をＷｉＬＬプロジェクトのコンセプトである「遊びゴコロと本物感」に合ったコンパクト＆スタイリッシュなビデオ内蔵型テレビとして、新しい消費スタイルを持つ「ニュ−ジェネレ−ション」と呼ばれる層、特に女性をコアタ−ゲットに展開していくとのことである。 （Phile-web編集部）