ソニー、様々な映像ソースを最適な画質で楽しめる“ベガ”新『DZシリーズ』2機種発売

『KV-36DZ950』(左)『KV-32DZ950』(右)

●ソニーマーケティング株式会社は、さまざまな映像ソースを最適な画質で楽しめる“WEGA（ベガ）”『DZシリーズ』を2機種発売する。

本機は、ブラウン管のセンターピッチを0.47mm(36型)/0.42mm(32型)に細密化、水平方向の精細度を従来比約6割(スリット本数)向上することで、デジタルハイビジョン映像を隅々まで高画質に映し出す超高精細平面ブラウン管「スーパーファインピッチFDトリニトロン」や、NTSC映像をハイビジョン映像に迫る高画質につくり換え、なおかつソースの品質などに応じて画質の調整ができる新開発の高画質回路「DRC-MF V1」を搭載しているもの。

BSデジタルハイビジョン放送の開始や、DVDの普及により、映画やスポーツ、文字情報など、多彩で高品質なコンテンツが身近になってきた昨今。そんな中、超高精細平面ブラウン管「スーパーファインピッチFDトリニトロン」搭載の新『DZシリーズ』は、データ放送の文字、画像情報なども画面の隅々までクリアに表示する、ワイドテレビ“WEGA(ベガ)”のプレステージモデルとして登場した。
　
新シリーズでは、新開発の高画質回路「DRC-MF V1(デジタル・リアリティー・クリエーション：マルチ・ファンクション ブイワン)」を搭載。通常のNTSC映像をハイビジョン映像に近い高精細映像につくり換える「DRC-MF」機能に加え、入力ソースの品質やノイズレベル、ユーザーの好みなどに合わせた画質のつくり換えが可能となった。また、デジタルハイビジョンの30MHzの広帯域映像に対応した画像処理・出力回路を搭載し、写真画像のように鮮明で濃密な映像を再現する。

さらに、映画フィルムソースを自動的に識別して最適な信号処理を行い、なめらかな映像を再現する「シネマドライブモード」を搭載。フィルムソース本来の魅力を楽しめる。加えて、BSデジタル放送の全フォーマットに対応するD4端子を搭載し、BSデジタル チューナーなどと接続してこれらの高画質なコンテンツをより忠実に再現する。
　
機能面では、ソニー独自のデジタルチューナー簡易コントロール機能を搭載。ソニー製デジタルチューナーをコントロールS端子で繋ぐことにより、付属のリモコン1つで操作することが可能。
　
音質面では、「3D 5スピーカー」を搭載。中高音域用の「ツイーター&スコーカー」を前面パネルの左右に直付けし、自然なステレオ感とすっきりとした音抜けを、また「大口径12cm丸型ウーファー&4リットルBOX」で迫力ある重低音を再現する。
　
デザイン面では、本体背面を大きく絞り込んだすっきりしたボディデザインで、36型で25型(当社KV-25DR1比)並みのコーナーフィット性を実現。スタイリッシュなフォルムと省スペース性を両立。また、画枠に艶やかな高光沢(ハイグロス)塗装を施した高級感あるデザインに仕上げられている。
　
ソニーは、新『DZシリーズ』の発売により、多彩な高品質デジタルコンテンツの魅力を引き出して楽しめる高画質ワイドテレビの普及を推進していくとのことである。 （Phile-web編集部）