ソニー、ラジオなどの曲をブックマークする新しいサービス「eMarker」を首都圏で開始

カラーはポップな3色を用意。約25gと軽量だ

●ソニーは、ラジオやテレビを視聴していて気になった曲やCMを簡易型端末でブックマークし、端末をパソコンと接続して曲名やCM情報を検索したり、検索した曲のＣＤを購入することができる、ブックマークサービス『eMarker（イーマーカー）』を、12月13日より首都圏エリアにて開始する。

サービス開始当初は首都圏のFMラジオと地上波TV放送への対応となるが、2001年春以降、順次全国主要都市へのサービス展開を予定しているという。

同時に、専用端末「EMK-A5」の注文受付もソニースタイルドットコム・ジャパン株式会社より開始。専用端末「EMK-A5」は携帯性・ファッション性を重視したデザインで、3色のバリエーションがある。

このサービスは今夏、約1000名のモニターを対象にフィールドテストを実施していた。今回のサービス開始にあたり、テスト時よりも端末や専用WEB画面をブラッシュアップすると同時に、提供するサービスコンテンツも拡充している。

今後は、iモード対応の携帯電話で検索ができるサービスや、CMで紹介された商品などについて、広告主のWebサイトへリンクして詳しい情報を得ることが可能になるサービスを予定している。また、音楽・コマーシャル以外のコンテンツへの対応についても検討して行く考えだ。さらに、『eMarker』を次世代AV機器の機能のひとつとして、オーディオ製品などへの搭載を通じて広く提案していく。

なお、『eMarker』イベントを12月16日（土）、17日（日）の2日間、ソニービル（銀座）にて実施する予定だ。（Phile-webスタッフ）