JBL、ペア約300万円の最上位ブックシェルフスピーカー「Summit Ama」。発売は秋ごろ
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドより2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカーの最上位モデル「JBL Summit Ama(サミット アマ)」を2025年秋ごろに発売する。税込価格は、1台あたり1,430,000円(ペア2,860,000円)。専用スタンドが同梱する。
来年迎えるブランド80周年を記念した新たなフラグシップライン “JBL SUMMITシリーズ” の、国内導入第1弾モデル。以前から各国のオーディオショウで披露されていた製品について、この度改めて国内での販売時期/価格がアナウンスされた格好となる。

JBL、新フラグシップ「SUMMITシリーズ」の「AMA」を聴いた!
編集部による試聴レポート
2025/09/03
ブランド独自の38mm D2コンプレッションドライバー(D2815K)と、新開発の200mm HC4コーンウーファー(JW200SC)の2ウェイ構成。D2ドライバーには、高比重高剛性素材Sonoglassを用いたハイディフィニション・イメージング(HDI)ホーンを装着。HC4ウーファーには3層サンドイッチ構造のコーンと、強力かつ低歪なNew SFG磁気回路を採用している。
各ドライバーユニットに純度の高い音楽信号を届けるため、複数の小容量コンデンサーを並列接続して応答速度を高めたMultiCapクロスオーバーネットワークを採用。さらにデュアルバインディングポストも専用設計で、カーボンファイバー巻きノブとロジウムメッキ仕様となっている。
キャビネットは高級感をもたせたハイグロス・エボニー天然木突板仕上げで、柔らかな曲線を描くデザインにより内部定在波を抑制。堅牢なブレーシングおよびダンピング構造も備えている。付属の専用スタンドにはIsoAcoustics(アイソアコースティクス)製のインシュレーターを装着することで振動対策も図っている。
モデル名のAmaは、エベレストの南西に位置する峰、チベット語で “母の首飾り” を意味する「Ama Dablam(アマ・ダブラム)」にちなんで名付けられたとのこと。
再生周波数帯域は34Hz - 25kHz、インピーダンスは4Ω、感度は84dB(2.84V/1m)。推奨アンプ出力は25 - 200W。クロスオーバー周波数は1,600Hz。外形寸法はスピーカー本体のみで308W×476H×336Dmm、専用スタンドを含めて412W×551H×412Dmm。質量はスピーカー本体が26.8kg、スタンドが20.5kg。































