＜AAショウ＞「ハイエンドオーディオ＆アクセサリーショウ2024」が開幕。大盛況の連続試聴イベントの模様をレポート

本日11月23日（土・祝）と明日24日（日）の2日間、音元出版の主催による試聴イベント「ハイエンドオーディオ＆アクセサリーショウ2024」が浅草橋ヒューリックホール＆カンファレンスにて開催されている。本稿では、同会場ROOM2にかまえる「音元出版／日本音響エンジニアリング」の試聴ブースの模様をお届けする。

ROOM2の試聴ブースでは、音元出版と日本音響エンジニアリングによる試聴ブースとして、オーディオ評論家諸氏やメーカー担当者による連続試聴イベントを2日間にわたり実施している。

日本音響エンジニアリングの協力のもと、試聴システムには、同社の柱状拡散体を採用したルームチューニングアイテム 「AGS（Acoustic Grove System）」の“ANKH（アンク）シリーズ”より「ANKH-I」が、スピーカー背後の壁面にズラリと設置されている。

本日13時からスタートした第1回目の試聴イベントでは、「オーディオ銘機賞2025」審査委員長を務めるオーディオ評論家の山之内 正氏を講師に迎え、先日発表された同アワードの最高峰である金賞を受賞した、ESOTERICのSACDプレーヤー「K-01XD SE」、ACCUPHASEのプリメインアンプ「E-800S」、MARANTZのSACDプレーヤー「SACD10」+プリメインアンプ「MODEL10」、これら3モデルによる聴き比べ試聴会が行われた。

この3モデルは若干ジャンルが異なることもあるため、ESOTERICの「K-01XD SE」には同社プリメインアンプ「F-01」、ACCUPHASEのプリメインアンプ「E-800S」には同社のSACDプレーヤー「DP-770」を組み合わせてデモンストレーションを実施。3ブランドはともにブランドを代表する上位クラスのSACDプレーヤーとプリメインアンプのコンビとなり、前代未聞の聴き比べの競演となった。

本イベントは13時からのスタートを予定していたが、開始5分前には部屋内に溢れんばかりの多くの方が訪れ、超満員のなかで試聴イベントがスタート。筆者が取材中も後から多くの来場者が訪れるなど、第1回目から大盛況の盛り上がりをみせていた。

このROOM2では、明日24日（日）もさまざまな注目の試聴イベントを予定。明日の朝10時半からは、日本で正式にスタートした高音質音楽ストリーミング＆ダウンロード・プラットフォーム「Qobuz（コバズ）」の魅力を、角田郁雄氏を講師に迎えて解説する試聴イベントを予定する。

また、12時半からは福田雅光氏が今注目のオーディオアクセサリーをセレクトし、自身の “オーディオアクセサリー論” とともにその効果を実演する試聴イベント、14時半からは小原由夫氏によるアナログ再生企画「レコードをより良い音で！注目スタビライザー一斉比較」、ラスト16時半からは林 正儀氏とゲストにジャズ＆ラテンシンガーMAYAさんを招いてのトーク＆試聴イベントを予定している。

同イベントではその他の試聴ブースの展開や、ピュアオーディオ関連のコンポーネントやオーディオアクセサリー等を取り扱うメーカーを中心に展開する展示ブース、そして豪華プレゼントが当たる抽選会なども実施している。入場無料となっているので、お時間のある方はぜひお気軽に足を運んでみて欲しい。


「ハイエンドオーディオ＆アクセサリーショウ2024」
■開催日時：
11月23日（土・祝）12時00分 - 19時00分
11月24日（日）10時00分 - 18時00分
※来場者の方々へのプレゼントや特別抽選会も予定。入場は無料で出入りも自由
■開催地：浅草橋ヒューリックホール＆カンファレンス 3階（ROOM1~ROOM4）
東京都台東区浅草橋1丁目22−16 ヒューリック浅草橋ビル
・JR総武線「浅草橋」駅(西口)より徒歩1分
・都営浅草線「浅草橋」駅(A3出口)より徒歩2分

■ROOM2「音元出版／日本音響エンジニアリング」ブースでの連続試聴会の内容※時間等は前後する場合あり
●24日（日）
・10時30分 - 12時00分　角田郁雄　ついに上陸、オーディオファンに捧げる「Qobuz」の魅力
・12時30分 - 14時00分　福田雅光　旬の音本舗「福田屋」特別講演
・14時30分 - 15時30分　小原由夫　レコードをより良い音で！注目スタビライザー一斉比較
・16時00分 - 17時30分　MAYA×林正儀　新譜試聴会＆アクセサリーを試す

■主催：株式会社音元出版
■関連メディア：
AV、オーディオ、デジタルガジェットの情報サイト「ファイルウェブ」
ピュアオーディオとアクセサリーの専門誌「季刊 オーディオアクセサリー」