公開日 2003/09/30 20:41

ビクター、天然の「木」を振動板に採用したスピーカーを商品化

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スピーカー振動板は、天然木製だ
●日本ビクター(株)は、今年の3月に同社が技術発表した「天然木によるスピーカー振動板」を、世界に先駆けて量産化。11月より発売されるDVDオーディオ対応のコンパクトコンポーネントシステム「EX-A1」のスピーカーとして販売開始されることとなった。

木製振動板のスピーカーへの採用は、かねてから同社が開発研究を重ね、20年ほど前からその音質の良さに注目。しかし加工の難しさと経年変化、形状の変形に対する克服が最大の課題だった。3月に発表された技術でビクターはこれを克服、今回の製品への初採用となった。特許の申請件数は9件に登る。

今回の製品は「木」という、楽器でも多く採用される音の優れた素材ということから、価値ある音の逸品としての製品化が目指された。設計に際して、ビクターエンタテインメント(株)ビクタースタジオのレコーディングエンジニアとのコラボレーションによって音質の詰めが行われ、『ソフトの感動を伝えるもの作り』をテーマに、音に対する、ソフト製作側とハードの製作側で考え方の連携が図られての製品化となっている。

採用されたスピーカーは、8cmフルレンジ。落ち着いた色調のコンパクトな木製キャビネットに収められ、サイズを超えたベースやキックを表現。音場の分離感にも優れ、特にピアニッシモの表現が美しい。高品位オーディオソースとCDソースの違いを明確に表現してみせた。

なお、DVDプレーヤー/アンプ部でも厳選パーツや回路配置の徹底化を行い、アンプ部は独自のデジタルアンプ「DEUS」を搭載。コンパクトながら、高品位な音源の魅力、音の違いをそのまま伝える内容となっている。また、この「木の振動板」を採用したスピーカーは、来春には単品のシステムとして、2ウェイのスピーカーとトールボーイのスピーカーが発売予定となっている。こちらにも今から大いに期待したい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●製品の問い合わせ先
日本ビクター(株)お客様ご相談センター
フリーダイヤル 0120-2828-17
携帯電話・PHSは 03-5684-9311

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製品スペックを見る
  • ブランドVICTOR
  • 型番EX-A1
  • 発売日11月上旬
  • 価格\90,000
【SPEC】
<アンプ部>
●実用最大出力:30W+30W(JEITA) ●消費電力:35W(電源ON時)、0.8W(電源OFF時 表示窓消灯) ●入力端子:音声→アナログ入力×1 ●出力端子:音声→光デジタル出力×1、ヘッドホン出力×1、スピーカー出力×1、サブウーファー×1 映像→D2映像出力×1、S2映像出力×1、映像出力×1 その他→AVコンピュリンク×2
<チューナー部>
●受信周波数:AM 531kHz〜1,629kHz、FM 76.0MHz〜108.0MHz(TV1ch〜3ch受信可能)
<本体部>
●最大外形寸法:232W×100H×269Dmm ●質量:約3.0kg
<スピーカー>
●使用スピーカーユニット:8.5cmウッドコーンスピーカー ●最大外形寸法:120W×161H×239Dmm ●質量:約1.6kg
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