ケーブルブランド探訪記（ＴＭＤ編　最終回　ＭＡＹＡ）

ＭＡＹＡ（マヤ）\110,000(1.6m) 限定１００本

●ＴＭＤ編もいよいよ最終回を迎えた。第22回目は同社の最新電源ケーブル「ＭＡＹＡ（マヤ）」をご紹介する。
ＴＭＤ社は従来の高位標準「NEW AG」を超える何かを模索すると同時に、単線主体の「NEW AG」の扱いにくさを回避すべく撚線を駆使したモデルを欲していた。

この「MAYA」は「幻影的感覚世界」を意味する本物のビンテージ素材100%によって構成されたモデルである。
　同モデルを構成する各素線はＷＥを始めとする歴代の兵達が集っており、両端の引き出し線もCLOTH WIREそのものが使用され、手触りと言い音質といい、そして何よりも、その柔軟性は同社従来の電源ケーブルの常識を覆したモデルとなっている。（季刊・オーディオアクセサリー編集部）

●ＴＭＤブランドのプロフィール
ＴＭＤ社はアンプやスピーカーなどオーディオ機器の特色を無視してケーブル開発は無意味であるというポリシーのもと、導体素材に複数の異種金属を組み合わせた単線の使用を基本設計としている。ユニークかつユーザーの細かなニーズに対応できるようなケーブル作りを日々実現させている。