ケーブルブランド探訪記（ＴＭＤ編　その６　ＭＡＹＡ　）

ＭＡＹＡ

●第６回目は同社の新製品電源ケーブル「ＭＡＹＡ」をご紹介する。同モデルは従来の高位標準「NEW AG」を超える何かを模索すると同時に、単線主体の「NEW AG」の扱いにくさを回避すべく、撚線を駆使したACケーブルも欲したことに端を発する。この「MAYA」は「幻影的感覚世界」という意味であり、また本物のビンテージ素材100%によっ て構成されている。「MAYA」を構成する各素線はWEを始めとする歴代の兵達が集っており、両端の引き出し線もCLOTH WIREそのものが使用され、手触りと言い音質といい、.何よりも、その柔軟性は従来の同社の電源ケーブルにないモデルである。

11月21日発売の『オーディオアクセサリー１０７号』の「新製品特集」では詳細なレポートを掲載しているのでぜひともご参照いただきたい。（季刊・オーディオアクセサリー編集部）

●ＴＭＤブランドのプロフィール
ＴＭＤ社はアンプやスピーカーなどオーディオ機器の特色を無視してケーブル開発は無意味であるというポリシーのもと、導体素材に複数の異種金属を組み合わせた単線の使用を基本設計としている。ユニークかつユーザーの細かなニーズに対応できるようなケーブル作りを日々実現させている。