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finalの高CP入門ヘッドホンは3月発売

<ポタフェス>SHURE「KSE1500」に長蛇の列/オヤイデ新DAP「X7」/テクニクスやテクニカの新モデル

2015/12/20 編集部:小澤 麻実
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オーディオテクニカは新SOLID BASSなど注力モデルを一堂に紹介


新SOLID BASSなどを中心に注力モデルが一堂に会していた
オーディオテクニカは、新SOLID BASSやART MONITORシリーズを筆頭に、ATH-MSR7やCKRシリーズなど同社の注力モデルを一堂に会して紹介。オヤイデの新ハイレゾDAP「X7」などと組み合わせて試聴を行うことができる。


新SOLID BASSヘッドホンの最上位モデル「ATH-WS1100」

新SOLID BASSイヤホンの最上位モデル「ATH-CKS1100」
新SOLID BASSシリーズは好評で、特にヘッドホンの最上位モデル「ATH-WS1100」は予想を上回る売れ行きとのこと。「ATH-WS1100」はφ53mm「ディープモーション・ハイレゾオーディオドライバー」を搭載。さらに、新機構となる、正円状ベントとエクストラベントを組み合わせた「エクストラエアフローベース・ベンティングシステム」も採用。「重低音」と「ハイレゾ」を両立させる音づくりとしている(新SOLID BASSラインナップのレビューはこちら)。


シリーズ初のドライバー刷新を果たしたART MONITORシリーズ

最上位機「ATH-A2000Z」を筆頭に注目を集めていた
また、シリーズ初のドライバー刷新を果たした“新時代のアートモニターシリーズ”も全ラインナップを用意し、注目を集めていた。オーディオテクニカのヘッドホンを象徴するシリーズである同シリーズ。長年のノウハウを活かしつつ、時代の嗜好にあわせて中高域の明度向上と豊かな低域の付加を目指している。最上位機「ATH-A2000Z」のレビューはこちら、ATH-A1000Z/A900Z/A500Zのレビューはこちらからご覧いただける。

オヤイデFiiOの新ハイレゾDAP「X7」

オヤイデ電気は、12月18日に発売されたばかりのFiiOブランドの新フラグシップハイレゾDAP「X7」を中心に展示を行っていた。

FiiO「X7」

「X7」はFiiO Xシリーズで初の4インチ・タッチパネルを採用。ESS製DAC「ESS ES9018S」を搭載し、DSD 5.6MHzやDXD、WAV(384kHz/64bit)、FLAC(384kHz/24bit)、ALAC(384kHz/24bit)、APE(384kHz/24bit)、WMA 9.1(96kHz/24bit)、AIFF(384kHz/24bit)に対応している。特徴は、着脱可能なアンプモジュールを採用した点。標準搭載のものに加えて、今後様々なアンプモジュールを発売予定だという(関連ニュース)。


テクニクスがポタフェス初参加。音の完成度は100%

テクニクスはポタフェスに初参加。いよいよ1月22日に発売が迫ったヘッドホン「EAH-T700」を出展している。

テクニクスブースのようす

IFAで登場して以来注目を集めていたモデルで、同ブランド久々のハイエンドヘッドホン。特徴は、φ50mmダイナミックドライバーとφ14mmスーパートゥイーターの2ウェイ構成とし、100kHzまでの再生に対応している点。ダイナミックドライバーの振動板にはAdvanced MLF(マルチ・レイヤー・フィルム)ダイアフラムを、トゥイーターにはアルミ振動板を採用。2つのドライバーは最適な角度に傾けられており、自然な臨場感を実現するという(関連ニュース)。

今回出展されたモデルは、外観こそ試作版だが、内部と音質は製品版クオリティ。発売前に音質を確かめることができる機会と言えるだろう。現在は発売に向け外観の仕上げを行っているという。


finalの高CP入門ヘッドホンは3月発売

finalは、同社ヘッドホンやイヤホンをずらりと展示。これから発売となる新入門ヘッドホン「SONOROUS III」「SONOROUS II」も試聴することができる。

finalのブースのようす

どちらも同社のサウンドをもっと手頃な価格で手に入れたいという要望に応えるかたちで誕生したモデルで、上位機の開発で誕生した製造ノウハウを投入することで、コストパフォーマンスの高い製品に仕上げている。「SONOROUS III」は45,000円前後、「SONOROUS II」は35,000円前後となる見込み。来年3月の発売を予定しているという。

「SONOROUS III」

「SONOROUS III」は上位モデル「SONOROUS VI」と同じく、50mmダイナミック型ドライバーと自社開発のバランスドアーマチュア・ドライバーを搭載したハイブリッド型モデル。筐体をABS樹脂製とすることでコストを抑えたという。「SONOROUS II」も「SONOROUS III」と同じユニットだが、より厳選したものを搭載しているとのことだ。

実際に「SONOROUS III」を試聴した人からは「この値段でこの音はすごい」という驚きの声が挙がっていた。

また、これから取り扱うQuestyleのハイレゾDAP「QP1R」も出展していた。発売は1月22日。価格は12万円前後となる。

QuestyleのハイレゾDAP「QP1R」

最大192kHz/24bit PCMおよび5.6MHz DSDに対応したハイレゾDAP。カラーはシルバーとゴールドを用意する。特許技術「Current Mode Amplification」を搭載し、暖かみのあるパワフルな音再生を実現するという。筐体はアルミ製。フロントと背面にはゴリラガラスを使っている。

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