使いやすくてスタイリッシュな若い世代が楽しめるオーディオが必要

オーディオの景気回復には新品・中古・アクセサリーの好循環が不可欠<販売店の声・売れ筋ランキング4月>

公開日 2026/05/29 06:30 編集部:竹内 純
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売れ筋データをご提供いただいている各店舗のご協力のもと、毎月お届けしている「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データとともに寄せられた、最前線からの熱い声をご紹介する。

店頭ならではの体験提案の大切さを改めて実感

4月に入り新生活需要で多くのお客様にご来店いただくなか、実際に試聴いただいたことで、ミニコンポから単品オーディオ、さらにはスピーカーとのセット購入まで、幅広くご成約をいただくことができました。実際に試聴することでその音質に感動され、購入に至ったお客様もいらっしゃるなど、改めて店頭ならではの体験提案の大切さを実感しています。<オノデン>

人気を集めるティアック「Reference 700シリーズ」

エントリークラスのスピーカーやアンプの動きが芳しくないなか、好調な動きが目についたのがティアックの「Reference 700シリーズ」です。ネットワークプレーヤー「UD-701N」やパワーアンプ「AP-701」が特に人気を集めました。<テレオン>

TEAC「UD-701N」

値上げに次ぐ値上げの時代だからこそ、商品ひとつひとつの価値を見つめ直したい

業界全体として値上げの動きが見られるなか、販売店としてはついネガティブに捉えてしまいがちです。お客様自身も「高くなる前に買っておこう」という心理がどうしても働いてしまうところもあります。こういう時代だからこそ、お客様へより良い購買体験をしていただけるように、商品一点一点の価値を我々も改めて見つめ直し、対応に努めていこうと思います。<オーディオスクエア藤沢店>

オーディオの景気回復には新品・中古・アクセサリーの好循環が不可欠

新品が売れれば中古が出てきて、その中古が売れればまた中古が出る。そして、その度にアクセサリーやケーブルにも引き合いが出る。こういうサイクルが安定した景気には必要となります。4月は動きもあり、売上げはよかったものの、GW(ゴールデンウイーク)の大型連休でまた一気に静かになります。

そのようななか、ロングセラーで安定して売れているのはオーディオリプラスの電源ケーブルやルームチューニング、インシュレーター、ヨルマデザインのケーブル類です。これらは機材のポテンシャルを生かせるため音に対する貢献度が大きく、お客様から大変人気があり安定しています。また、MUTECのリクロックシステムもデジタルの常識を超えたサウンドにより、数多くのお客様宅に導入されるようになりました。<オーディオスペースコア>

Audio Replas「OPT-30HG20SS HR」

使いやすくてスタイリッシュな若い世代が楽しめるオーディオが必要

ネットワーク関連が非常にホットですね。「YAMAHA×audiosquare出張試聴会〜ストリーミング&アナログレコードで聴く音楽試聴会」を、ショッピングセンター「ミッテン府中」で二日間にわたって開催しました。反響は大きく、新規層からの需要も数多く獲得することができました。音や映像を通して人生を変えるような感動体験をしていただく使命が我々にはあると考えています。これから将来へ目を向けた時に、特に若い世代の方に楽しんでいただける、使いやすくてスタイリッシュな、生活に合ったオーディオが必要になってきているのではないかと強く感じています。<オーディオスクエア相模原店>

TOP WINGのスイッチングハブ「OPT REF SW」に注目

今人気のTOP WINGのスイッチングハブ「OPT REF SW」に注目です。いままで発売されていたリニア電源やメディアコンバーターのグレードアップにつながります。アイテムも充実していてより楽しむことができると思います<ノムラ無線>

TOP WINGOPT REF SW」&「Silent Fidelity SFP」などセット購入目立つ

ワイヤーワールドのケーブルが好調で、実際に試して決めていただくケースが多く見受けられました。好調なTOP WINGのスイッチングハブ「OPT REF SW」では、追加でSFPケーブル「Silent Fidelity SFP」をオーダーされたり、DCリニア電源「DC POWER BOX」ではEleven AudioDCクリーナー「VoltCel」とセット購入されたりする動きが目につきます。<四日市ムセン>

TOP WING「OPT REF SW」

安価なものでも十分オーディオは楽しめる

世界情勢による製品の値上がりが著しいなか、「オーディオ製品は高いから手が出せなくなってきた」というお客様からのご意見が多くなったと感じています。そこで最近では、「安価なものでも十分オーディオは楽しめる」というご案内をよくさせていただいています。特に近年は、エントリークラスであっても音質や機能面の進化が著しく、従来では考えられなかったクオリティを実現している製品も増えています。価格だけをものさしにするのではなく、ご自身のライフスタイルや楽しみ方に合った機器をきちんと選んでいただくことで、無理なくしっかりと“良い音”を体感していただけるように販売店として尽力しています。<オタイオーディオ>

往年のDENONサウンドの香りが残るデノン「PMA-SX11

単品オーディオ(ミドルクラス)では、屋台骨であるスピーカーが奮わず、特に“寝てても売れる”人気メーカーが不振でした。不思議な波にたまたま呑まれたのかも知れません。その分、好調だったのがプリメインアンプやAVアンプ、レコードプレーヤーで十分な挽回ができました。

プリメインアンプでは、既に生産終了で在庫限りとなっているデノン「PMA-SX11」の人気が高く、最新モデルの「PMA-3000NE」を上回っていることに驚きを隠せません。いま同じものを同じ値段で作ることなど到底できず、薄々それを感じてお選びいただいているケースも少なくないと思われます。“往年のDENONサウンドの香り” がSX11にはまだ残っていることへの郷愁もあるかも知れません。2000年当時の「SANSUIがなくなる前に買っておこう」という空気感が思い出されます。

モデルチェンジ後の滑り出しも上々なSOULNOTEのプリメインアンプ「A-0 ver.2」も要注目です。“尖ったオーディオ” を地で行くような同モデルへのファンの期待は大きく、心を鷲掴みされた方は、これ以外のアンプは何も見えなくなっているのではないかと思えるほど。こういった魅力溢れるモデルに、今後大いに期待ですね。

アクセサリーの売上げは好調で、オーディオ各社からの値上げ攻勢を多くのお客様が敏感に察知しているのか、「欲しいものがあれば早く買わないと損」という心理が働いているのかも知れません。インシュレーター、USBケーブル、ルームチューニング、レコードカートリッジなどが好調でした。<シマムセン>

オーディオ市場の活性化には 体験価値の創出が不可欠

9回北陸オーディオショウでは「オーディオは人々の希望を支える」をテーマに、従来のオーディオ/ホームシアターのデモに加え、音楽そのものを楽しむ多彩な企画を併せて展開しました。レコード解説付き試聴、ライブとデータ再生のそれぞれの良さを実感できる体験、初心者向けヘッドホンアンプ体験、さらにはオーディオガチャなど、幅広い世代が参加できるプログラムを用意し、音の魅力を多角的に伝える場を提供しました。市場活性化には体験価値の創出が不可欠だと思っています。今後も新しい提案と企画でオーディオ文化を盛り上げていきます。<クリアーサウンドイマイ>

 

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