VIVID AUDIO、“銅キャップ”技術を応用した4ウェイ・5ドライバースピーカー「GIYA Cuシリーズ」
ステラは、同社が取り扱うVIVID AUDIO(ビビッド・オーディオ)ブランドより、フラグシップスピーカー「Moya M1」の革新的な思想を受け継ぐ4ウェイ5ドライバーのフロア型スピーカー “GIYA Cuシリーズ” (以下、Cuシリーズ)を始動する。10月17日より開催される「2025東京インターナショナルオーディオショウ」にて披露される。

サイズ違いで4機種を用意しており、「GIYA G1S-Cu(G1 SPIRIT Cu)」「GIYA G2-Cu」「GIYA G3-Cu」「GIYA G4-Cu」の4モデル。それぞれクロスオーバー回路を外部化したEXモデルと、内蔵するレギュラーモデルをラインナップする。スタンダードカラーの価格は以下の通り(ペア・税込)。
EXモデル
・「GIYA G1S-Cu EX」:15,840,000円
・「GIYA G2-Cu EX」:9,460,000円
・「GIYA G3-Cu EX」:7,590,000円
・「GIYA G4-Cu EX」:6,160,000円
レギュラーモデル
・「GIYA G1S-Cu」:15,070,000円
・「GIYA G2-Cu」:8,690,000円
・「GIYA G3-Cu」:6,820,000円
・「GIYA G4-Cu」:5,390,000円
従来モデル “GIYA S2シリーズ” (以下、S2シリーズ)で確立されたキャビネット構造、ドライバー設計、ネットワークチューニングの完成度の高さを礎に、Cuシリーズでは銅を含む金属パーツを投入することで、内部剛性の向上、共振の抑制、制振性能の最適化を追求。背景の静寂性や低域の精密な再現力の向上を寄与しているという。ブランド独自のテーパード・チューブ・アブソーバーに由来する特徴的なカール形状も受け継いでいる。
ドライバー技術はS2シリーズから継承しつつ、Cuシリーズ専用にチューニング。Moya 1で開発した銅キャップを中低域に採用することで、拡散性を最適化し、音場の広がりと明瞭度を向上させているという。
4機種とも共通して、合金/カーボン製ドームの「D26トゥイーター」と「D50 Cuアッパーミッド」を1基ずつ搭載。ミッドバスおよび左右に2基搭載されるウーファーのサイズがそれぞれ異なっている。
トップラインとなるGIYA G1 SPIRIT Cuは、放射状磁化方式を採用した75mmボイスコイル搭載のミッドバス「C125-75Cu」と、集中磁束型の50mm放射状磁気回路を備えたアッパーミッド「D50 Cu」の双方に銅キャップを採用。ウーファーは「C225-100」を2基左右に搭載する。外形寸法は1600H×440W×820Dmm、質量は67.4kg(レギュラーモデル)。
GIYA G2-Cuは、アッパーミッド「D50 Cu」とロワーミッド「C125 SCu」に銅キャップを採用。ウーファーは「C175」を2基搭載する。外形寸法は1383H×360W×638Dmm、質量は55kg(レギュラーモデル)。
GIYA G3-Cuは、G2と同じロワーミッド「C125 SCu」に、ウーファーは一回り小さい「C135」を2基。サイズは1161H×341W×578Dmm、質量は42kg(レギュラーモデル)。
一番小さいサイズのGIYA G4-Cuは、ロワーミッド「C125 SCu」に、ウーファーは「C125L」を2基。サイズは1011H×300W×460Dmm、質量は24.5kg(レギュラーモデル)。
すべてのGIYAシリーズは、自動車と同じ塗装工程により外観仕上げが行われている。スタンダードカラーとしてオイスターマットグレー/パールホワイト/ピアノブラックの3色をラインナップし、有償のアップグレードカラーとしてフェラーリイエロー/ボローロレッド/ライクスムゼウムブルー/モナークパープル/シリオブルーを用意。特別色のオーダーも可能となっている。
なおCuシリーズの登場にともない、S2シリーズは販売終了となる。また、近年の輸送コストや電子部品、原材料価格の高騰により、“KAYAシリーズ” は11月20日注文分より価格改定となる。詳細はステラウェブサイトを確認のこと。
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