KEFは2.1chの新たなHiFiオーディオ提案も
<名古屋ショウ>パラレルプッシュプルにこだわったSOULNOTE「M-3X」初披露/トライオード&パラダイムの組み合わせも注目
2月15日(土)と16日(日)の2日間、グローバルゲート名古屋コンベンションホールにて開催された「オーディオフェスタ・イン・名古屋」。ここでは、PDN&トライオード&KEFとSOULNOTEのブースの模様をレポートする。
PDNは、スイスの名門・トーレンスの銘機の現代的リファイン「TD124DD」を中心にデモ。外観は往年のデザインを引き継ぎながらも、精度を高めるなど細部は大きくアップデート。ベルトもしくはアイドラーではなく、ダイレクトドライブ方式とすることで、さらなる静粛な回転を実現しているという。
パラダイムのスピーカー「Persona 9H」から流れ出すジャズ・サウンドはまさに芯が太く濃厚で、時代を超える録音の凄みと旨みが存分に溢れ出す。ブッカー・リトルのトランペットの音色感は極上の一言だ。パワーアンプにトライオードの真空管アンプ「EVOLUTION MUSASHI」を組み合わせている威力もあるのか、ビシッと引き締まった音像を見せながらも豊かな広がりを感じさせてくれる。
ハイスピード&現代的なパラダイムと、真空管の切れ味が旨みのトライオードによる新鮮な組み合わせを味わわせてくれた。
トライオード社長の山崎氏は、この「オーディオフェスタ・イン・名古屋」の事務局長も担当しており、イベントにかける情熱も人一倍強い。
名古屋ショウでは、東京インターナショナルショウにて参考出品された「JUNONE 845SE」も正式発売が決定。ドライブ段に「WE300B」、さらに「845」を組み合わせた渾身の一台で、価格は1,485,000円。トランスをさらに強化するなど、トライオードの上位ブランドにふさわしい弩級の内容に仕上がっている。
今回のブースでは、スペンドールのスピーカー「Classic Ti200」と「Classic 1/2」をメインに、ゴールドノートのアナログプレーヤーからロングセラーのトライオードCDプレーヤー「TRV-CD6SE」まで活用。音楽を楽しむ贅沢な時間を提供していた。
KEFのブースでは、上位グレードBLADE、Reference 5 Metaなど、KEFの誇る技術が投入されたパッシブスピーカーの重要モデルが披露されるとともに、LSX IIなど小型アクティブスピーカーも数多く展示。同社が長年展開してきた同軸ユニットUni-Qドライバーは、パッシブからアクティブまで搭載される、まさにKEFの「顔」。サブウーファーを組み合わせた2.1chなど、新しいHiFiのカタチを提案していた。
SOULNOTEは、同社モノラルパワーアンプのフラグシップモデル「M-3」をさらに進化させた「M-3X」を世界初披露。Xはexpand(拡張する)という意味で、「SOULNOTEの考えるオーディオ再生の理想をさらに拡張していきたい」という、開発担当の加藤氏の思いが込められているという。
外観はM-3と共通だが、パラレルプッシュプル方式を採用するとともに、電流供給力をさらに強化し、さらに強力な再生能力を手に入れたとのこと。会場ではYGアコースティックの「Hailey 3.2」を組み合わせ、全ての音をロスなく、鮮度高く引き出す、SOULNOTEブランドの思想をたっぷりと聴かせていた。
■名門トーレンス・アナログプレーヤーの太い音を堪能
PDNは、スイスの名門・トーレンスの銘機の現代的リファイン「TD124DD」を中心にデモ。外観は往年のデザインを引き継ぎながらも、精度を高めるなど細部は大きくアップデート。ベルトもしくはアイドラーではなく、ダイレクトドライブ方式とすることで、さらなる静粛な回転を実現しているという。
パラダイムのスピーカー「Persona 9H」から流れ出すジャズ・サウンドはまさに芯が太く濃厚で、時代を超える録音の凄みと旨みが存分に溢れ出す。ブッカー・リトルのトランペットの音色感は極上の一言だ。パワーアンプにトライオードの真空管アンプ「EVOLUTION MUSASHI」を組み合わせている威力もあるのか、ビシッと引き締まった音像を見せながらも豊かな広がりを感じさせてくれる。
ハイスピード&現代的なパラダイムと、真空管の切れ味が旨みのトライオードによる新鮮な組み合わせを味わわせてくれた。
■上位ブランドにふさわしい渾身の技術を投入
トライオード社長の山崎氏は、この「オーディオフェスタ・イン・名古屋」の事務局長も担当しており、イベントにかける情熱も人一倍強い。
名古屋ショウでは、東京インターナショナルショウにて参考出品された「JUNONE 845SE」も正式発売が決定。ドライブ段に「WE300B」、さらに「845」を組み合わせた渾身の一台で、価格は1,485,000円。トランスをさらに強化するなど、トライオードの上位ブランドにふさわしい弩級の内容に仕上がっている。
今回のブースでは、スペンドールのスピーカー「Classic Ti200」と「Classic 1/2」をメインに、ゴールドノートのアナログプレーヤーからロングセラーのトライオードCDプレーヤー「TRV-CD6SE」まで活用。音楽を楽しむ贅沢な時間を提供していた。
KEFのブースでは、上位グレードBLADE、Reference 5 Metaなど、KEFの誇る技術が投入されたパッシブスピーカーの重要モデルが披露されるとともに、LSX IIなど小型アクティブスピーカーも数多く展示。同社が長年展開してきた同軸ユニットUni-Qドライバーは、パッシブからアクティブまで搭載される、まさにKEFの「顔」。サブウーファーを組み合わせた2.1chなど、新しいHiFiのカタチを提案していた。
■SOULNOTEのモノラルパワーアンプが進化!
SOULNOTEは、同社モノラルパワーアンプのフラグシップモデル「M-3」をさらに進化させた「M-3X」を世界初披露。Xはexpand(拡張する)という意味で、「SOULNOTEの考えるオーディオ再生の理想をさらに拡張していきたい」という、開発担当の加藤氏の思いが込められているという。
外観はM-3と共通だが、パラレルプッシュプル方式を採用するとともに、電流供給力をさらに強化し、さらに強力な再生能力を手に入れたとのこと。会場ではYGアコースティックの「Hailey 3.2」を組み合わせ、全ての音をロスなく、鮮度高く引き出す、SOULNOTEブランドの思想をたっぷりと聴かせていた。
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