「オーディオ体験の多様性を祝福する使命を共有」

「ミュンヘン・ハイエンド2024」のテーマは「多様性」。マンドキ・ソウルメイツとパートナーシップを提携

公開日 2024/03/19 09:46 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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今年5月9日より12日まで開催される世界最大級のオーディオショウ、ミュンヘン・ハイエンド。今年のテーマに「Long live diversity in audio」(オーディオ市場における継続的な多様性)を掲げるとともに、ジャズ/ロックグループのマンドキ・ソウルメイツ(Mandoki Soulmates)と独占的パートナシップを結ぶことが発表された。

レスリー・マンドキ

マンドキ・ソウルメイツは、レスリー・マンドキが30年以上前に創設したバンドで、ジャズとロックを融合した独自の音楽スタイルが特徴。ミュンヘン・ハイエンド開催中の5月10日に、新しいスタジオ・アルバム『A Memory Of Our Future』をリリースする予定となっている。

マンドキ・ソウルメイツには、ロックとジャズの世界の伝説的なミュージシャンがゲストとして参加し、ステージパフォーマンスやアルバム制作を手掛けてきた。代表的なアーティストには、イアン・アンダーソン(Jethro Tull)、ジャック・ブルース(Cream)、アル・ディ・メオラ、デヴィッド・クレイトン・トーマス(Blood,Sweat&Tears)、ボビー・キンボール(TOTO)、マイク・スターン、アンソニー・ジャクソン、ビル・エヴァンス、ランディ&マイケル・ブレッカー(Brecker Brothers)などがいる。

ジャズ/ロックのレジェンドミュージシャンたちと共演を重ねてきた

ミュンヘン・ハイエンドを主催するハイエンド・ソサエティのStefan Dreischärf氏は以下のようにコメントしている。

「レスリー・マンドキ、そしてマンドキ・ソウルメイツと一緒に組むことは、単なるパートナーシップ以上のものを私たちにもたらしてくれます。私たちは、オーディオ体験の多様性を祝福する使命を共有しています。オーディオショウと同じように、マンドキの音楽は、さまざまな文化や世代の人々をつなぐことができます。レスリー自身もまた、音楽と創造性、そしてイノベーションの人であり、その価値はミュンヘン・ハイエンドが体現しているものでもあります」

マンドキ・ソウルメイツはこれまでに35のグラミー賞の受賞と、3億5000万枚以上のレコード売上を誇っている。12枚のアルバムと映像作品をリリースしており、ヨーロッパやアメリカ、アジアの主要都市でライヴパフォーマンスを行ってきた。

ミュンヘン・ハイエンドは5月9日から12日まで開催される

今年のミュンヘン・ハイエンドは5月9日(木)より12日(日)までの4日間の開催で、場所は昨年同様ミュンヘンのコンベンションセンターMOC。9日と10日はビジネス関係者のみのビジネスデイ、11日と12日は一般ビジターにも公開される。オーディオパーツやサプライヤーのためのIPSショウに加えて、今年はヘッドホンにも注力した「WORLD OF HEADPHONES」も同時開催される。

■ミュンヘン・ハイエンド2024
ビジネスデイ(ビジネス関係者のみ入場可能)
2024年5月9日(木) 10:00 - 18:00
2024年5月10日(金) 10:00 - 18:00
一般開放デイ
2024年5月11日(土) 10:00 - 18:00
2024年5月12日(木) 10:00 - 16:00
場所 ミュンヘン・MOC
入場料
2-day B2Bチケット:30ユーロ
4-day B2Bチケット:49ユーロ
ビジターチケット(土曜日もしくは日曜日):10ユーロ

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