「EA5 Plus」とのセットアップを想定

Shanling、ブックシェルフ型パッシブスピーカー「JET1」。AMTリボントゥイーター採用

公開日 2023/06/09 11:00 編集部:松永達矢
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MUSINは、Shanlingのブックシェルフ型スピーカー「JET1」を6月23日に発売する。価格はオープンだが、税込80,000円前後での実売が予想される。

「JET1」

30年以上にわたるハイエンドオーディオ機器製造のノウハウを注ぎ込んで開発された2ウェイパッシブ型のスピーカーシステム。同日発売のデスクトップオールインストリーマー「EA5 Plus」とのセットアップなどデスクトップでの運⽤が最適だとしているが、リビングルームやリスニングルームなど、シーンを問わずに利用できる設計を施していると説明する。

高域にはにじみのない精巧なサウンドステージと低歪み、レスポンスに優れるAMT(Air Motion Transformer)リボントゥイーターを採用する。振動板の構造については強磁場設計を採⽤し、フィルムを蛇腹状に折りたたむことで極めて少ない低歪を実現。より精巧な空間表現と緻密で繊細な再生能力を獲得した。

高域再生を担うAMT(Air Motion Transformer)リボントゥイーター

低域、中域再生は、滑らかさと緻密さのバランスを追求した4.5インチミッドバスウーファーによってパワフルで豊かな低⾳と中⾳を表現。タイトでバランスに優れたサウンドを実現させたとアピールする。また、スピーカーデザインをバスレフリアポートを備えたセミクローズドデザインとすることで、空気の流動を制御し、深みがありレスポンスの良いアタック感のある低域を再現するとのことだ。

バスレフリアポートを備えることで空気の流動を制御する

キャビネット材は、サウンドへの影響を排除するために密度管理を徹底した⾼密度MDF材を採⽤。堅牢な構造で再生時の不要な共振を抑える役割を果たす。スピーカー接地面の振動伝達抑制・制御を目的とした着脱可能なスパイクも付属品として用意する。

内部配線には14AWG ハイブリッドカッパーケーブルを余すこと無く使用。ターミナルも高品質なものを用いるなど、妥協の無いパーツ選定が行われている。

周波数特性は、65Hz - 25kHz(±3dB)、感度は84dB(1m @2.83V)、インピーダンスは4Ω、推奨出力は25W - 50Wとなる。外形寸法は203W×241H×156Dmm、質量は3.75kg(1台)。付属品として上記スパイクのほか、マグネット式サランネット、スピーカーケーブルを2個ずつ同梱する。

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