ブラック/チタンの2色を展開

PRIMARE、最大1,500W出力の8chパワーアンプ「A35.8」

公開日 2023/05/23 10:31 編集部 : 伴 修二郎
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ナスペックは、同社取り扱いブランド・PRIMARE(プライマー)から、新パワーアンプ「A35.8」を5月26日(金)より発売する。価格は990,000円(税込)。カラーはBLK(ブラック)/TAN(チタン)の2色をラインナップする。なお、受注オーダー製品となるため、受注後の納期が発生する。

「A35.8 BLK/K」

「A35.8 TAN/K」

8chのXLRとRCA入力に対応し、全チャンネル駆動時には最大出力1500W(1chあたり185W[8Ω])を実現するマルチチャンネルパワーアンプ。Hypex社のアンプモジュール「Ncore NC500」を搭載。各出力チャンネルはペアでブリッジ接続が可能で、ブリッジ接続時にもトータルで最大出力1,500W(4ch時/1chあたり375W[8Ω])を備える。

8chのXLRとRCA入力に対応

電源回路には独自の「APFC(Active Power-Factor Correction)」を採用。高調波や電磁波妨害の低減と共に総電流リップルを減少させることで、電気的な干渉を改善し、回路内のストレスを減少させるという。また、ソフトクリッピング回路を搭載することで、安定した性能を限界まで発揮できるとアピールする。

また、4つのアンプモジュールにダイレクトに電力を供給して、均一に分配する回路レイアウト設計を採用。入出力信号を、ヒートシンクの溝に通されたリボン状の回路基板を通してアンプモジュールに伝送する最短の電力経路によって、より安定した電力供給が可能だとしている。

内部イメージ

各アンプモジュールの底部には8個のLEDランプを備え、本体起動時には赤色に点灯するなど、各状態によって点灯・点滅する。クリッピング状態が発生した際には、トップカバー越しに上方から確認できる。

本体にはシンプルでエレガントなデザイン性を採用したとアピール。フロントパネル部にはPRIMAREロゴをあしらい、中央には主張しすぎないスタンバイボタンを備えるなど、リビングルームなどでも溶け込みやすいとしている。

シンプルでエレガントなデザインを採用したとアピール

周波数特性は20Hz - 20kHz(-0.2dB/-0.5dB)で、S/Nは115dB以上。入力端子はバランスXLR、アンバランスRCA(切替式)をそれぞれ8系統備える。外形寸法は430W×145H×400mm(突起物含む)、質量は15.0kg。

背面端子部

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