最新ファームウェアアップデートにて

エソテリック、「N-01XD」「N-05XD」「N-03T」を対象にRoon Ready特化モードを追加

公開日 2022/11/18 18:57 編集部:松永達矢
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エソテリックは、ネットワークDAC「N-01XD」、ネットワークDAC/プリアンプ「N-05XD」、ネットワークトランスポート「N-03T」を対象に、Roon Readyに特化した「RAAT専用モード」を備えたファームウェアアップデートの提供を開始した。

エソテリックのネットワークオーディオ製品を対象としたファームウェアアップデートが提供

この度提供されるファームウェアアップデートにて実装されるRAAT(Roon Advanced Audio Transport)専用モードは、RAATに必要な機能以外のすべての動作を停止させることで、CPUの処理負荷を軽減し、Roon使用時の再生品質を向上させるというもの。

RAAT専用モードを使用することで、Roon Ready以外のすべてのネットワーク機能は使用できなくなるほか、ESOTERIC Sound StreamなどOpenHome準拠のコントロールアプリからプレーヤーとして本機へのアクセスもできなくなる。また、Spotify Connect、Tidal、TuneIn、Qobuzなどのストリーミングサービスの使用も制限される。

その他のアップデートとして、3機共に動作の改善およびマイナーバグの修正が加えられるほか、N-01XDでは音声再生開始タイミングの改善、USB/NET時の「READY」表示方法の設定機能の追加、NET入力の再生中に本体の「>」ボタンの長押しで再生一時停止にする機能の追加、N-03T向けにはRAAT, Volume ON表示追加を提供する。

本アップデートを適用する際は、本体のI/Fファームウェアとは別にネットワークモジュールのファームウェアの更新が必須となる。なお、ネットワークモジュールのファームウェアは、音楽再生アプリ ESOTERIC Sound Streamの起動で自動的に最新のバージョンに書き換えられる。

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