RCA/3.5mmステレオミニ/M5スクリュの全3種

光城精工、カーオーディオ用仮想アース「ve-02pシリーズ」。走行時の振動対策を実施

2022/11/09 編集部:伴 修二郎
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光城精工は、同社のKOJO TECHNOLOGYブランドより、カーオーディオ用仮想アース「ve-02pシリーズ」を11月22日より発売。予約受付を11月10日より開始する。ラインナップの詳細と価格は以下の通り(表記いずれも税込)。

・RCAプラグ「ve-02pR」27,500円

「ve-02pR」

・3.5mmステレオミニプラグ「ve-02pT3」27,500円

「ve-02pT3」

・M5スクリュ「ve-02pM」(2本セット)52,800円

「ve-02pM」

「ve-02pシリーズ」は、すでに4,000本を販売する今年8月発売のプラグ型仮想アース「Crystal Epシリーズ」をベースに、カーオーディオ専用として開発した新仮想アース。Crystal Epと同様、同ブランドが培ってきた仮想アースの知見とノウハウを活かしながら、アイドリング時や走行中のネジ緩みや滑落に対策を施したと説明する。

プラグ形状は全3種をラインナップ。オーディオ機器の接続端子として最も汎用性が高いRCAプラグをはじめ、DAPやヘッドホンアンプ等などのモバイル機器に対応可能なφ3.5mmステレオミニプラグ、カーオーディオ初となるスピーカー接続用M5スクリュを展開する。

接続イメージ

本体内部には特殊専用コンデンサを充填することで、GNDプレーン(導体表面積)を拡大および増強した。特殊専用コンデンサの内部導体には、帯状に加工された高純度アルミニウム箔を採用。導体表面には特殊エッチング処理を施すことで、海綿質構造に似た空洞を無数に形成。これにより、導体表面積の拡大を実現して11,000cuの有効面積を確保したとする。

製品構造は、利便性と発展性、拡張性を高めるため、プラグ/本体/キャップの3ピース構成。各パーツ間には、カー特有の振動対策として菊座ワッシャを採用している。各ピースはM5サイズの雌雄ネジ構造とすることで取り外しを可能にし、他プラグとの交換が行える。

また、プラグと本体の間に他社製品を含むアースケーブルを挟みこむことで、他の仮想アース製品とのリンク接続も可能。さらには、同シリーズを2本を連結することで簡単に増設・拡張が可能で、表面積が倍の22,000cuにまで拡張できる。加えて、連結の際に余るプラグとキャップを組み合わせることで、RCAキャップ端子として活用できる。

音質傾向について同社は、「細かく小さい繊細な音までが聴こえるようになるのは勿論のこと、静粛感漂う中での音の伸びと響き消えゆく様がとても見事です」「音場における左右の広がり、高さ、奥行きは増し、それでいてボーカル等のセンター定位はしっかりしています」とアピールしている。

外観は、一般的なRCAプラグのサイズをベースに金/Niメッキによる2トーンカラー構成を採用。側面に配置されているモデル名およびブランドマークはホワイト系シルク印刷でプリントされている。

モデル名・ブランドマークはホワイト系シルク印刷でプリント

3ピースで構成される部材は全て真珠削り出し仕様で、金メッキ仕様の菊座ワッシャとあわせて振動抑制効果を実現するとのこと。各種プラグには金メッキ、仮想アース部本体とキャップにはサンドブラストによる梨地処理を施している。

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