10月下旬発売。DIN/RCA端子の2タイプ

サエク、DS Audioの光カートリッジ専用フォノケーブル「SCX-5000 Serendipity」。信号線/電流線を分離する独自構造

公開日 2022/09/29 11:30 編集部:杉山康介
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サエクコマースは、フォノケーブル「SCX-5000」の派生モデルとして、DS Audioの光カートリッジ専用の「SCX-5000 Serendipity(セレンディピティ)」を10月下旬より発売する。アーム側端子がDINタイプのものとRCAタイプのものの2タイプを用意しており、価格はどちらも96,800円(税込)。

SCX-5000 Serendipity

DS Audioの光カートリッジはLEDを搭載するため、駆動には電源供給を行う必要があり、その駆動用電流はフォノケーブル内の信号線のすぐ隣を走ることとなる。

そこでサエクは、信号線と電流線をなるべく分離する独自の配線構造を考案。レコードからピックアップした微弱で繊細な信号が、電流から発せられるノイズや振動の影響を受けにくくなっており、DS Audioの光カートリッジが本来持つ性能を可能な限り引き出し、レコードに刻まれた音楽情報を余すことなく伝えるという。

仕様は従来のSCX-5000と同様で、PC-Triple C導体を0.48sq×5芯で採用。絶縁にはフッ素樹脂、介在には絹糸、シースには制振材入りポリエチレンを用いている。

ケーブル外径はφ11mmで、ケーブル長は1.3m。接続方法は通常のフォノケーブルと同じとのこと。

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