ポンプや付属品をアップデート

キース・モンクス、日本仕様のレコードクリーナー「PRODIGY JAPAN LIMITED」。販売店やユーザーの意見をフィードバック

2022/04/18 編集部:成藤 正宣
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タクトシュトックは、同社取り扱いブランドKEITH MONKS(キース・モンクス)から、レコードクリーナー「PRIDIGY」に販売店やユーザーからの意見を取り入れた日本専用モデル「PRODIGY JAPAN LIMITED」を4月25日より発売する。価格は275,000円(税込)。

「PRODIGY JAPAN LIMITED」

2021年5月に国内発売したレコードクリーナー・PRODIGYを、販売店やユーザーから寄せられた意見を参考にアップグレードした日本国内仕様のモデル。

主な変更点として、上位モデルと同等のエンハンスド・スムース・フローポンプを採用。アームの動きの滑らかさやバルブ調整の容易さ、バキューム音の静音性がより向上したという。

また、「New DewDrop2 スプラッシュガード」を搭載することで、レコードやデジタルディスクの側面に付着するクリーニング液の拭き取りに対応。加えて、専用の合成繊維により清掃性/帯電防止性を高めたブランドオリジナルのブラシ「discOvery12 precision vinyl精密ブラシ」や、LPレコード用/シングルレコード用/LD用レーベルカバーといった付属品が追加された。

ポンプや付属品などが強化された

ベースモデルの各種機能も踏襲。独自のアームを用いたバキュームシステムと、専用ブラシのEco|RollerまたはdiscOvery12を組み合わせることで、レコード盤面にやさしく、かつ高い洗浄性を実現。

盤面に洗浄液を残すことがなく、吸い上げた廃液は本体右側のボトルに溜めることでメンテナンスの容易さも確保。先端チップは1つにつき1,000枚の洗浄に耐える長寿命を備えるとしている。

独自のアームを用いたバキュームシステムにより、盤面に薬液を残さずしっかり洗浄できるとしている

クリーニング液は4種類が同梱。一般的なレコード用の「DiscOvery 33/45」、シェラック盤用の「discOvery 78」、カビなどが付着したレコード用の「discOvery BreakTheMold」、SACDやBlu-rayなど光ディスク用の「discOvery Digital」を使い分けることができる。

外形寸法は550W×150H×220Dmm、質量は約5.5kg。

なお、ベースモデルPRODIGYのユーザーに向けたアップデートプログラムも実施。アップデート料金77,000円(税込/送料別)にて、手持ちのPRODIGYをPRODIGY JAPAN LIMITED相当に強化することができるとのこと。

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