スタイラスチップの直近にコイルを配置

ヴァイナルオーディオ研究所、独自発電機構「VAL“Magne Focus”」採用カートリッジ

公開日 2021/12/17 17:15 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ヴァイナルオーディオ研究所(Vinyl Audio Laboratory)は、発電機構に独自のVAL“Magne Focus”システムを採用したカートリッジを発売する。ステレオ用、モノラル用、SPレコード用をラインアップする。いずれも12月下旬出荷予定。価格は以下の通り。

MGF-ST1(ステレオレコード用カートリッジ)
Standard:305,800円(税込)
Basic:217,800円(税込)

ステレオ用「MGF-ST1」

MGF-MO1(モノラルレコード用カートリッジ)
Standard:305,800円(税込)
Basic:217,800円(税込)

モノラル用「MGF-MO1」

SPレコード用カートリッジ
Standard:305,800円(税込)

SP用「MGF-SP1」

VAL“Magne Focus”システムは、スタイラスチップ直近にコイルを配置し、このコイルを磁石が挟む構造となっている。スタイラスチップがすくい上げたレコード盤の振動を、ダイレクトにコイルに渡せるため、音のロスがなく鮮度の高い音を実現できるとしている。ラッカー盤の検聴用カートリッジであるNEUMANN社のDSTの構造を範として考案されたものだという。

ボディには、硬くて鳴きにくい米国デュポン社のコーリアン材を使用。カンチレバーはアルミニウムで、スタイラスは、Standardではダイヤモンドの無垢丸針、Basicでは接合丸針となっている。

サイズはすべて20×22×12mm、質量は約10g。インピーダンスは3Ω以下となっている。

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