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上位モデルのノウハウを取り入れる

フェーズメーション、ミドルクラスのディスクリート無帰還回路フォノアンプ「EA-320」

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編集部:成藤 正宣
2021年09月30日
協同電子エンジニアリング(株)は、同社オーディオブランドのフェーズメーションから、半導体フォノアンプのミドルクラスモデル「EA-320」を11月下旬より発売する。価格は275,000円(税込)。

「EA-320」

上位モデルのエッセンスを取り入れるとともに回路のリファインを行い、音質/機能にいっそうの磨きをかけたとするモデル。デザインは上位モデル「EA-550」「EA-350」を踏襲し、フロントに10mm厚スラントアルミパネルを採用。シャーシベースとカバーには1.2mm厚鋼板、フットには外部振動を遮断する重量級金属インシュレーターを装着する。

アンプはV-I/I-V 変換型全段対称無帰還増幅回路を採用し、音楽の躍動感やダイナミクス、陰影などの表現に優れた音楽性のある再生を追求。レコードの情報を余すことなく引き出すとしている。

入力端子は2系統を搭載し、それぞれMM/MCの切り替えが可能。イコライザー特性も、STEREO(RIAA特性)/Mono1(DECCAレーベルなどで使用)/Mono2(コロムビアレーベルなどで使用)の3種類を切り替えられる。また、反りのあるレコード盤も音質劣化なく再生し、スピーカーの揺れを防止するCR2段の無帰還型ローカットフィルターを搭載する。

背面の入出力端子

ほか、消磁回路を内蔵。INPUTで「DEGAUSS」を選択し、30秒程度レコードを再生することで、帯磁していた鉄心入りMCカートリッジが消磁され、クリアな音質で再生可能になるとしている。

信号系は左右同一パターンのデュアルモノラルレイアウトとすることで左右チャンネルを均一化し、豊かな情報量による空間表現を実現。音質への影響が大きいRIAA素子はじめ要所には高品質な部品を選定している。

電源回路の部品にも高音質に定評のあるものを選定。ショットキー・バリア・ダイオード、ニチコン社製大容量電解コンデンサー、エルナー社製電解コンデンサー“シルミックII”、Rコアを用いた低リーケージフラックスの電源トランスなどを搭載する。

入力感度は2.5mV(MM)/0.13mV(MC)。入力インピーダンスは47kΩ(MM)/470Ω(MC)。利得は38dB(MM)/64dB(MC)。入力換算雑音は-120dBV(MM)/-140dBV(MC)。

定格出力電圧は200mV(1kHz)、リアカーブ偏差は±0.5dB(20Hz - 20kHz)。外形寸法は286W×93H×252Dmm、質量は3.9kg

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