強度と硬度を追求

AET、工業グレードの日本製炭素鋼を採用した“高硬質”スパイク/ベース

2021/03/16 編集部:松永達矢
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エーイーティーは、工業グレードの日本製炭素鋼を採用した高硬質スパイク「HS-M838HC」、およびスパイクベース「HS-3046C」を発売した。価格はHS-M838HCが13,200円(税込/4本)、HS-3046Cが9,240円(税込/4個)。

ともに高強度かつ高硬質という工業グレードの炭日本製素鋼(S45C)を採用。焼入れ処理を施すとともに、表面には特殊硬質加工を行っている。すべての素材から生産工程まで日本国内の工場で行われており、最終加工は熟練の精密加工職人が手作業で行っているとのことだ。

「HS-M838HC」

HS-M838HCには、日本刀やレーシングホイールでも導入されている転造加工によって、素材の強度を高めている。また中空構造を採用することで、振動のエネルギー蓄積を回避し、「抜けの良いエネルギッシュなサウンド」を実現すると同社は説明している。全長は38mmで、M8規格に準拠する。

「HS-3046C」

HS-3046Cは、スパイクベースに必要な強度と硬度を実現するため、上述の特殊硬質加工を表面に施すことで、その両立を目指したとしている。外形寸法は直径30mm×高さ4.6mm。

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