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上位モデルの高音質素材を継承

フェーズメーション、MCカートリッジ「PP-200」を発売。消磁器「DG-100」も

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ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
2020年09月29日
フェーズメーションは、同社の新たなベーシックモデルとして、MCカートリッジ「PP-200」を発売する。価格は99,000円(税抜)で、12月上旬発売予定。

PhasemationのMCカートリッジ「PP-200」

磁気回路にはネオジムマグネットを使用し、出力増加を実現。そのほかダイヤモンドのスタイラスチップと無垢ボロン材のカンチレバー、発電コイルには6N無酸素銅線を採用するなど、PP-2000といった上位モデルで実証された高音質素材を継承している。

ベース素材はジュラルミン材削り出し、ボディ素材はアルミ削り出しで、不要振動をコントロールする新形状ボディ構造を採用。また振動系を見直すことでトラッカビリティを向上しているという。

インピーダンスは4Ωで、適性針圧は1.7g〜2.0g。出力電圧は0.3mV以上、再生周波数範囲は10Hz〜30kHz。セパレーションは25dB以上、チャンネルバランスは1dB以内となっている。

また、デガウザー(消磁器)「DG-100」も発売する。こちらは価格25,000円(税抜)で、11月上旬発売予定。

MCトランスや鉄芯MCカートリッジを消磁できるデガウザー「DG-100」

鉄芯入りMCカートリッジや昇圧トランスは長年の使用により帯磁してしまい、磁気バイアスによって再生される音楽信号に歪みが生じてしまう。その磁気を取り除くための消磁器となっている。

消磁の原理として、440Hzのサイン波を、MC昇圧トランスやカートリッジに指数関数的に減少させながら約20秒かけて印加する。磁界を徐々に小さくしながら「0」に近づけることにより、磁性材のコア及び巻枠を消磁できるという。

DG-100は9Vの角形乾電池で駆動し、サイズは69D×28H×121Dmm、質量は172g。出力電圧は0.7Vrms以上で、インピーダンスは280Ω。出力端子はRCA2系統で、金メッキ端子となっている。

使用方法は、DG-100の「LINE OUT」をMC昇圧トランスのRCA入力端子またはレコードプレーヤーのRCAプラグに接続し、「POWER」ボタンで電源を入れる。「START」ボタンを押すと、約20秒で消磁が完了する。

なお、空芯のMCカートリッジについては、コイルを巻いている磁性材が存在しないので消磁の効果は得られない。また、MMやMI型カートリッジでは、針先が外れる場合のみ使用できる。針先が外れない場合は、マグネットが消磁されてしまうため使用できない。

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