ベストメディアルーム部門 LEVEL1で最優秀賞

和歌山のカスタム店「グランス」が 「CEDIA AWARDS」で優勝。アトモス&4Kインストール物件が高評価

公開日 2019/11/26 16:12 季刊Net Audio編集部
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ネットワークオーディオに注力しているカスタムインストールショップ「グランス」(和歌山県岩出市)の手掛けたホームシアタールーム/リスニングルームが、CEDIA AWARDSのアジアパシフィック部門にて優勝に輝いた。

グランス 代表 松崎圭志氏(左)。CEDIA AWARD表彰式にて、Stephan Miller氏とと

1989年に北米で結成されたCEDIAは、全世界で約3700社のカスタムインストーラーが加盟している組織で、カスタムインストールに関する技術・サービス品質の向上を目的とした、教育・認定プログラムの実施、カスタムインストーラーの認証機関としての役割を担っている。

CEDIA AWARDSとは、CEIDA主催のコンテストで、前年にインストールされた物件から優れたものを選出し表彰するものである。

CEDIAに加盟する全世界で約3,700社のカスタムインストーラーがアメリカ、アジア太平洋地域、EMEAの3つの地域でエントリー。

グランスの物件は、アジア太平洋地域でのファイナリストに残り、この8月に見事ベストメディアルーム部門LEVEL1において最優秀賞を受賞した。なお「LEVEL1」の「レベル」とは、物件コストのレベルである。

CEDIAは、全世界で約3700社の高度な技術を持つカスタムインストーラーが集まる組織でCEDIA AWARDに輝くことは非常に栄誉なことである

優勝したグランスの松崎圭志氏は次のように語る。

DECIA AWARD優勝者が手にする盾

「この優勝は、約20年インストーラーをやってきた中でいちばん嬉しい出来事です。長きにわたり、北米のCEDIAに参加し、技術や知識を学ぶ機会を得て参りました。今回選出された物件は、5.1.4chのドルビーアトモスを軸にした4Kリビングシアターで、AMXホームオートメーションで制御しているものです。細部まで考え、工夫してインストールしたのが伝わったのか、またはオーナー様のセンスが良く、美しい空間であると言うのも選出された理由なのかもしれません」と語る。

グランスの松侮≠ヘ家庭内ネットワークのスペシャリストでもあり、ヤマハのネットワークシステム(ルーターやハブなど)を使って、ユーザー宅のネットワーク環境を遠隔でメンテナンスするノウハウも持っている。

ホームオートメーションやネットワークで質の高いリスニングルームやシアターを作ってみたい方は、ぜひグランスに相談してみよう。

■グランスが手がけたリビングシアターの概要

CEDIA AWARDSで優勝に輝いたグランスの手がけたリビングシアター

家のリフォームに合わせてリビングシアターを設置するという課題にチャレンジ。リビング、ダイニング、キッチンを備えたこのスペースはクライアントの家族が快適に過ごすためのものであった。

提案は、最も新しいフォーマットの再生を可能にしながら、照明、AV、レコーダー、Apple TVを全てボタンを押すだけで制御できるようにすることである。

機材は壁の専用ラックに収納
グランスは、この要望を実現するためにiPadと共にAMXインテグレーテッドコントローラーを選択した。

部屋のデザインを損なうことなくドルビーアトモスの要件を厳格に守った5.1.4chとメディアルームを統合し、AV機材とサブウーファーは壁の専用ラックに収納し、扉を閉めると目には見えない。

フロントスピーカー、センタースピーカーは木の色で合わせ、サラウンドスピーカーとプロジェクターは黒色で合わせた。

宅内ネットワークはYAMAHAネットワークシステムをインストールし、DLNAや音楽・映像ストリーミング、ホームオートメーションは安定して動作する。

■グランス
和歌山県岩出市吉田 68-35
TEL : 0736-60-8904

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