開発ポリシーと音質的な魅力

【ケーブル大全2019 最新記事チラ見せ】キンバーケーブルの最新ラインナップを詳しくレビュー

公開日 2018/07/30 19:01 季刊オーディオアクセサリー編集部
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来年で創業40周年を迎える米国のキンバー・ケーブル。老舗のオーディオケーブルブランドとして、日本のオーディオファンの間でも根強い人気を誇っている。最新版の『ケーブル大全2019』では、キンバー・ケーブルブランドの魅力をクローズアップするとともに、人気を誇るロングセラーケーブルをカテゴライズ。加えて、新たに誕生したアセント・シリーズに属する「HERO/CU」と「8TC」を中心に、最高峰のキンバー・セレクト・シリーズまで、その一貫した開発ポリシーと音質的な魅力を井上千岳氏のレポートにて詳しく紹介している。




創業時から一貫したポリシーを堅持し、ロングセラーを続けるブランド「KIMBER KABLE」は、レイ・キンバー氏によって、1979年に米国ユタ州のソルトレイク・シティに設立された。

現在、日本への輸入取り扱いを行うのは(株)ディーアンドエムホールディングスである。40周年を迎えるにあたり、リニューアルという形でラインナップの再構築が図られることとなった。

線径の異なる導体を複合し独自の技術で編み上げた、シールドを用いない独自のノイズ遮断技術「ブレイド構造」と「ヴァリストランド」が特徴のキンバー・ケーブル。そのラインナップは、最新からレガシーモデルまで、7つのシリーズに分類されている。

最上位の「SELECT」、ハイエンドの「SUMMIT」、スタンダードな「ASCENT」、ベーシックな「BASE」という4種に加え、創業当初から存在するレガシーモデル「CLASSIC」、特定用途の「SPECIALTY」、ヘッドホン用の「AXIOS」となる。

ASCENTシリーズのHERO/CU インターコネクトケーブル(RCA、XLRともに38,000円、ペア、税抜)と8TC スピーカーケーブル(68,000円、バナナ仕様/2.5mペア、税抜)

ブランドの中核を担う「ASCENT(アセント)」シリーズは、インターコネクトケーブルの「HERO」とスピーカーケーブルの「8TC」からなり、今回リファインされての登場となっている。その音調は、ほぼ色を感じない起伏豊かな描写力が特徴との評価である。

また、最高峰のSELECTシリーズはキンバー・ケーブルの全ての技術が注がれた最高峰シリーズで、導体に銀線を採用したモデルと銅線を採用したモデル、それにそのハイブリッドという組み合わせをラインナップする。銅線によるモデルは、音数が増すのを実感し、一音ごとの彫りが深い再現性。一方の銀線は情報量が格段に高く、圧倒的に鮮烈な存在感を表現すると評価されている。

オーディオケーブルの代表的ブランドとして、確固たる独自の技術を守りながら、進化・リニューアルを加えていく。長年にわたりオーディオファンから支持され続けるキンバー・ケーブルの技術的な魅力、そして音の魅力。個々のケーブルの詳しいレポートは、ぜひ誌面をご覧いただきたい。

※いずれのケーブルについても、さらに詳細な音質レポートや特徴は、最新号の『ケーブル大全2019』誌に掲載。書店でその内容をぜひ確認ください!

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