USBオプションも3万円で追加可能

スフォルツァート、ES9038PROを2基搭載したネットワークプレーヤー「DSP-Pavo」。37万円

2018/05/01 編集部:小澤貴信
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スフォルツァートは、ESS製DAC ES9038PROを片ch1基ずつ搭載したネットワークプレーヤー「DSP-Pavo」を5月から発売する。価格は通常モデルが37万円。USB入力オプションを搭載したモデルが40万円(いずれも税抜)となる。

「DSP-Pavo」

D/A変換部には、「ES9038PRO」をチャンネルごとに1つずつモノラルで、合計2基搭載。DACチップ内蔵のジッター除去機能を用いず、入力信号と完全同期で動作させているという。また、ES9018Sに比べて約4倍の電流出力を持つES9038PROの性能を発揮させるために、大規模なI/V変換回路も搭載した。

本機は筐体内部にクロック発振器を持たず、専用外部クロックが付属する。専用外部クロックには-120dBc/Hz(@10Hz)の超低近傍位相ノイズの高性能TCXO(温度補償型水晶発振器)を採用。外部クロック用の電源は本体リアパネルから供給される。さらに上位のPMCクロックを使えば、音質をグレードアップすることもできる。

DSP-Pavoでは、超低近傍位相ノイズクロックが超低ジッターPLLとともに、デジタルオーディオの音質を左右するマスタークロックを生成。さらにクロックの分周、分配にはジッターが100fs(フェムト秒)以下という専用ICを使用する。また、D/A変換部のマスタークロックは差動信号で伝送。ジッターの排除を徹底するとする。クロック入力はBNC端子(50Ω/10MHz)となる。

電源部については、デジタル、アナログ個別に大容量トロイダルトランス、超高速超低ノイズSiCショットキーダイオードを用いた大型電源を用意。加えて、デジタル部には高性能ローノイズLDO「LT1763」を使用。必要な個所の直近に電源レギュレーターを配置するPOL(Point of Load)を徹底した。

内部の配線には、アコースティックリバイブの協力により楕円単線のPC-tripleC電線を使用。コネクターを極力使わない配線方法を用いて、電源と信号の純度を確保したという。出力にはバランスXLR、アンバランスRCAの2系統を用意。いずれにも高級端子を採用している。

基板は、両面実装6層基板を採用。表面/裏面を広くグランドプレーンとし、デジタル信号はそのほとんどを内層に配線。強力なシールド効果により、ノイズを抑制する。ネットワーク通信を司るCPU部やクロック回路などのノイズ発生源にもシールドを施し、さらに非磁性の電磁ノイズ除去シートやファインメットビーズを適所に配している。

対応フォーマットはPCMが最大384kHz/32bitで、AIFF・WAV・FLAC・Apple Lossless(352.8kHz,、384kHzは非圧縮のみ)が再生可能。DSDは最大11.2MHz(dsf・diff)をサポートする、全てのフォーマットでギャップレス再生に対応する(フォーマットが異なる曲間にはギャップが入る)。

機能追加オプションには、「オプションU」としてUSB入の追加を用意。USB-DAC機能を付加することができる。対応フォーマットはネットワーク再生と同様。USBインターフェースには、国内でも採用実績が豊富なインターフェイス(株)の製品を使用する。

DSP-Velaと同様、デジタルデータ制御部は、ARM11による組み込みマイコンとFPGAで構成されており、LANを通じたソフトウェアアップデートが可能。アップデートは本体フロントの2つのボタン操作のみで行える。

外形寸法は390W×82H×327Dmm。

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