アコースティックラボ蔵前ショールームにて

“音がいい部屋”「蔵前ヴィレッジ」で来週末4月27日・28日に試聴会。エッジレス平面振動板スピーカー試作機も登場

2018/04/20 編集部:小野佳希
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アコースティックラボは、オーディオルームの室内音響設計について (3) 〜響きの周波数特性について〜」をテーマにした試聴会をを4月27日(金)・28日(土)に開催する。ベンチャー企業が制作したエッジレス平面振動板スピーカーの試作機の試聴も行うという。


日時
・4月27日(金)18時〜20時(17時開場・自由試聴時間)
・4月28日(土)14時〜16時(13時開場・自由試聴時間)

会場:アコースティックラボ 蔵前ヴィレッジ
台東区柳橋2-19-10 第二東商センタービル2号館B棟1階(最寄り駅 各線浅草橋駅)

同社がオーディオとしての音の響きに配慮してつくった“音がいい防音ショールーム”「蔵前ヴィレッジ」を会場に、定期的に開催されているイベント「Acoustic Audio Forum」の最新回。なおテーマに「オーディオルームの室内音響設計について (3)」と謳っているが、もちろん以前の回に参加していなくても問題ない内容になっている。

同社では「生音を客観的にとらえて作業するモニター的聴き方は、低音から高音までフラットな周波数特性がよしとされている。一方、鑑賞的な聴き方には低音の音圧が高め、低音の響きが長めの方がよいという説がある」とコメント。「このように音の伝送周波数特性、部屋の響きの長さ=残響周波数特性である程度説明できると考える。いわゆる周波数バランスだ」と、今回のテーマ設定の背景を説明している。

加えて、現代の一般的な建築では低音を吸音しやすいことにも言及。「ハイレベル再生を目指すのであれば“響きの質”にも関係する重要なポイントにもなる」とし、「どうしたら“諸悪の源”である(?)低音吸音構造をなくせるか…?」とコメントしている。

そして、エッジレス平面振動板スピーカー「Nova2101」試作器の試聴も実施。同製品では、エッジの分割振動による音の汚れを避けるためエッジを排除。前モデルのフルレンジ機では原理的に混変調ひずみの発生が避けられなかったことから、今回は2way方式にし、これによって混変調ひずみは聴感上検知できないレベルにまで低減され、一方、エッジレス平面スピーカーの持つ特徴がフルに生かされているという。

現在、公式サイトのメールフォームおよび下記問い合わせ先から参加申し込みを受け付けている。

【問い合わせ先】
アコースティックラボ
担当:草階(くさかい)氏
TEL/03-5829-6035
kusakai@acoustic-designsys.com

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