2017年1月のレコード生産実績も発表

2016年の音楽配信、聴き放題型が伸長しシングル曲の売上超える

公開日 2017/02/21 18:03 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
日本レコード協会は、2016年年間の有料音楽配信売上実績、および2017年1月のレコード生産実績を発表。音楽配信では売上が3年連続プラスでサブスクリプション売上が全体の4割弱を占めるまでに伸長したことなどを明らかにした。


音楽配信実績においては、まず2016年第4四半期(10月〜12月)の統計データを紹介。数量で前年同期比93%の3,978万ダウンロード、金額は前年同期比111%の140億3,200万円になったという。

そのうち、シングルトラックは数量で前年同期比96%の2,706万ダウンロードで、金額では前年同期比95%の44億4,300万円。アルバムは数量で前年同期比116%の234万ダウンロード、金額で前年同期比119%の26億7,900万円を売り上げた。そしてサブスクリプション型の売上は、前年同期比133%の54億8,800万円だった。

2016年年間で見ると、数量で1億5,917万ダウンロード(対前年比89%)、金額で529億円(対前年比112%)と3年連続プラス。サブスクリプション売上が200億円(61%増)と全体の4割弱を占め、シングルトラック売上を超える結果となった。

また、2016年の音楽ソフト(オーディオレコード・音楽ビデオの合計)の生産実績金額2,457億円と、有料音楽配信売上実績529億円との合計金額は2,986億円(対前年比99%)となった。

2017年1月度の音楽ソフト(オーディオレコード・音楽ビデオの合計)生産実績は、 数量で前年同月比92%の1,446万枚・巻、 金額で同82%の172億円。

内訳は、 オーディオレコードが数量で前年同月比110%の1,170万枚・巻、 金額で同105%の139億円、音楽ビデオが数量で前年同月比54%の275万枚・巻、金額で同43%の33億円だった。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク