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「新人にとって3ヶ月はあまりに長い」

テイラー・スウィフト、「Apple Music」に楽曲提供せず − 試用期間の不払いを問題視

編集部:風間雄介
2015年06月22日
テイラー・スウィフトは公式ブログで、Appleが6月30日に開始する定額制音楽配信サービス「Apple Music」に自身のアルバム「1989」を提供しないと表明。その理由について説明した。

まず彼女は、Appleについて、楽曲販売やファンとの交流の方法を作る上で、これまで自身のベストパートナーの一つであったし、今後もそうであるだろうと指摘。Appleがこれまで築き上げてきた楽曲配信の仕組みなどについても賛辞を送った。

そのうえで同社は、Apple Musicが3ヶ月間の無料トライアル期間を設けていることを問題視。Apple Musicがこの3ヶ月間の再生について、作曲家やプロデューサー、アーティストに対価を支払わないと指摘し、そのことについて「ショックで、がっかりしている。これまで歴史的に進歩的で寛大であった企業に似つかわしくない」としている。

また彼女は、今回の行動が自身のためのものではないとも説明。新人アーティストやバンドがファーストシングルをリリースしたときに、成功しても3ヶ月間は支払われないとなると、クリエーターやイノベーターにとって大きな不利益になると主張している。「3ヶ月という期間は支払いがない期間としてすごく長く、何も得られない仕事を頼むのはアンフェア。Appleは信じられないほど大きな企業で、アーティストや作曲家に支払う現金を持っている」とも述べている。

最後に彼女は、Appleに対して「このポリシーを変えるのは遅くない」とも述べ、翻意を促している。

テイラー・スウィフトは、無料サービスをベースにしたSpotifyに対しても、サービスのあり方について意義を唱え、自身の楽曲を同サービスから引き上げている。

なお、このブログエントリーを受けて、AppleのEddy Cue氏は、たとえ無料の試用期間中であっても、Apple Musicは対価をアーティストへ支払う」とTwitterでコメント(関連ニュース)。テイラー・スウィフトが今後どのようなコメントを出すか注目される。


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