性能面はTAC-2を踏襲

ZOOM、ラックマウントタイプのThunderboltオーディオインターフェース「TAC-2R」

2014/09/18 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ズームは、Thunderbolt対応オーディオインターフェースの「TAC-2」(レポート記事)のラックマウント筐体モデル「TAC-2R」を9月末より発売する。価格は38,000円(税抜)。

「TAC-2R」

本機は、2014年春に発売されたズーム初のThunderboltオーディオインターフェース「TAC-2」をラックマウントタイプの筐体に収めた製品で、基本的な性能はTAC-2と同様となる。電源も同様に、Thunderbolt端子によるバスパワーだ。

本機はTAC-2と同様にThunderbolt端子を1系統を搭載し、最大192kHz/24bitの録音再生に対応。また、コンピューターのジッターに影響されないアシンクロナス伝送を採用する。再生対応スペックは、192・176.4・96・88.2・48・44.1kHz/24bit/2chとなる。

今年春に発売されたThunderboltインターフェース「TAC-2」

高性能なマイクプリアンプも搭載し、各入力がHi-Z入力に対応。最大+60dBまでの増幅と、+48Vのファンタム電源を供給することが可能だ。また、通常モデルのTAC-2には搭載されなかった機能として、MIDI IN/OUTの端子を搭載。MIDIキーボード/コントローラーや外部MIDI音源との接続が可能となっている。

本機も専用ミキサーアプリケーション「MixEfx」に対応。コンピューター上から、内蔵ミキサーの設定や、モニター用のエフェクトの設定を行うことができる。

入出力端子も基本的にTAC-2を踏襲。入力はXLR/TRSフォーンのコンボ端子を2系統(L/R)、およびINSTRUMENT端子を搭載する。出力はTRSフォーン端子を2系統(L/R)、ステレオ標準ヘッドホン端子を1系統搭載する。

周波数特性は、44.1kHz:20Hz〜20kHz、96kHz:20Hz〜40kHz、192kHz:20Hz〜60kHz(いずれも-1.0dB)。ダイナミックレンジはAD:118dB typ(IHF-A)、DA:120dB typ(IHF-A)となる。消費電力は最大10W。外形寸法は176.0W×46.2H×113.9Dmm、質量は714g。

【問い合わせ先】
(株)ズーム
TEL/0570-078206

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック