大勢の立ち見も出る盛況ぶり

【ハイエンドショウ】井上千岳氏がPCオーディオの基礎をじっくり説明

2010/10/10 ファイル・ウェブ編集部
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10月8日から開幕したハイエンドショウトウキョウ2010。最終日を迎えた10日、音元出版ブースでのイベントは井上千岳氏を講師に迎えての「PCオーディオの基礎を固める」から幕を開けた。

井上千岳氏

同イベントは、オーディオファンが失敗しないPCオーディオの導入を主眼に置いた入門者向けのもの。会場は朝一番から立ち見が出るほどの盛況ぶりで、PCオーディオに対する注目度の高さを改めて感じさせた。

イベントの様子

会場は大勢の来場者で賑わった

講演では、PCでのオーディオ再生ではどのような処理が行われているかなど、その名の通りに基礎的なことから井上氏が解説。比較対象として最初にCD音源を再生した後に、リッピングしたデジタルデータの試聴を行うなどした。

用意されたシステム

PCでの音源再生には、iTunesに加えてスタートラボのソフト「Amarra」も登場。同ソフトについてスタートラボの小室氏が特別に解説する一幕も見られた。

スタートラボの小室氏

そのほか、USB入力に対応したアコースティックアーツのプレーヤー「PLAYER ES」や、フェーズテックのUSB DAC「HD-7A」なども紹介。USBケーブルによる音の違いを披露したほか、TRMが取り扱うEastern ElectricのUSB DAC「MiniMax DAC」も急遽登場。真空管と半導体の増幅回路をフロントパネルで簡単に選択できるという同製品の特徴を体験できるうれしいハプニングもあった。

USB DAC「HD-7A」に加えてクロックジェネレーターユニット「HD-7Rb」も登場

MiniMax DAC

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