デノン、ハイコンポ“CXシリーズ”の一体型モデル「RCD-CX1」を発売

公開日 2008/06/16 18:19
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

“CXシリーズ”の一体型モデル「RCD-CX1」
デノンはSACD/CDプレーヤーとステレオアンプを一体化した、コンパクトなHiFiオーディオシステム「RCD-CX1」を7月中旬に発売する。価格は税込で178,500円。

本機は2006年秋に発売された、セパレートタイプのHiFiオーディオシステム“CXシリーズ”にラインナップする「DCD-CX3」(製品データベース)、並びに「PMA-CX3」(製品データベース)の魅力を踏襲した一体型コンポーネント。シンプルでコンパクトなデザイン、デノンのHiFiクラフトマンシップとプロフェッショナル製造技術の投入という、シリーズの開発コンセプトも随所に活かされている。


本体と付属のリモコン

背面端子部
本体のサイズは横幅&奥行300mm、高さ110mmというコンパクトなサイズを実現。シンプルなフロントパネルのデザインと、木目調パーツを挟み込んだボリュームノブ、そしてプレミアムシルバーの落ち着いたカラーリングにより、様々なインテリアとのさりげないレイアウトマッチングを図ることができる。本体にはSACD/CDが再生できるプレーヤー、およびFM/AMラジオに加え、iPod接続端子やMM/MC対応のフォノイコライザーが搭載されている。

PMA-CX3で培ってきた電力変換効率約90%という、高効率な増幅回路を搭載。75W+75W(4Ω)という定格出力値を実現している。電源部は急峻な立ち上がりにも優れた追従性を発揮する独自の電源回路を採用。独自に開発した制御方式により、瞬間的なピーク電流も十分に供給可能なスペックを確保している。また漏洩電流による音質劣化を回避するため、各電気回路の電源とグランド回路を分離する本体設計を採用し、音質の劣化を防いでいる。


薄型アルミトレイ搭載のCDメカ

木目調パーツを挟み込んだボリュームノブ
信号経路での音質劣化を抑えるため、ショート・シグナル・パス・サーキットを採用。音声信号の流れを最小限の経路とし、音質劣化を防いでいる。電源基板、パワー・プリアンプ基板、CDメカニズムとシャーシまで、全てのパーツに渡ってサウンドに影響を及ぼす振動を防ぐための防振構造を採用。ディスクメカニズムは洗練されたデザインによる薄型アルミトレイを搭載し、スムーズで正確なローディングを実現している。さらにスピカーターミナルは極太ケーブルも挿入できる大型金メッキターミナルを搭載する。

同社のプレーヤー上位機にも採用されているアナログ波形再現技術「AL24 Processing」や、DACマスタークロックデザインを採用。細かなニュアンスの表現や、正確な音像の輪郭再現を可能にした。


iPodドック用端子も搭載する
プレーヤー部はSACD/CD、およびCD-R/RWに書き込んだMP3/WMAファイルの再生に対応する。また同社のiPodコントロールDockを別途用意し接続することで、iPodに保存した音楽ファイルの再生や、本機に付属するリモコンでiPodの操作を行うことも可能になる。

その他にも、CDの再生ボタンを押すだけで電源OFFの状態から再生をスタートできる「ダイレクトパワーオン」機能や、「フェードアウト機能」、各種タイマー機能なども合わせて搭載している。

【問い合わせ先】
(株)デノン コンシューマー マーケティング
TEL/03-6731-5540

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ブランドDENON
  • 型番RCD-CX1
  • 発売日2008年7月中旬
  • 価格¥178,500(税込)
【SPEC】●定格出力:両チャンネル駆動(CD→SP OUT)37.5W+37.5W(負荷8Ω、1kHz、T.H.D. 0.7%) ●実用最大出力:75W+75W (負荷4Ω、1kHz、T.H.D. 0.7%) ●全高調波歪み率:0.05%(定格出力-3dB時、負荷8Ω、1kHz) ●適合スピーカーインピーダンス:4Ω〜16Ω ●周波数特性:10Hz〜40kHz(0〜-3dB) ●消費電力:95W ●外形寸法:300W×110H×341Dmm ●質量:8.0kg