「TDKアウトリーチミニコンサート」レポート!

公開日 2005/11/21 16:29
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日本橋中学吹奏楽部とベルリン・フィルハーモニー・ブラス・クインテットの合同演奏。同部員にとって忘れられない経験となっただろう

ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・クインテットのメンバー
本日(21日)行なわれた「TDKアウトリーチミニコンサート」をレポートする。

TDK(株)が社会活動の一環として行なっている、「世界最高水準のクラシック音楽の提供」と「世界のオーケストラと音楽を学ぶ方達との心と技術の交流」をコンセプトにした、ボランティア活動が「TDKアウトリーチミニコンサート」であり、2001年から始められている。

今年は「日本におけるドイツ年」にちなんで、11月20日(日)と21日(月)に行なわれる、サー・サイモン・ラトル指揮による、世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の公演をTDK(株)は協賛している。そこで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に所属する、ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・クインテットを招いての、今回の第3回「TDKアウトリーチミニコンサート」の開催となった。

場所はTDK(株)の本社が所在し、また吹奏楽に熱心な東京都中央区の日本橋中学校で行なわれた。先ず日本橋中学校の吹奏楽部のマーチング演奏でコンサートが開始。続いて、ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・クインテット<サラ・ウィリス(ホルン)、タマシュ・ヴァレンツァイ(トランペット)、ガボール・タルケービ(トランペット)、クリストハルト・ゲスリング(トロンボーン)、パウル・ヒュンペル(テューバ)>による演奏が行なわれ、日本橋中学校吹奏楽部とベルリン・フィルハーモニー・ブラス・クインテット合同の演奏、そして質疑応答と内容盛り沢山のミニコンサートとなった。

会場は近隣の中学生など300名近くが詰めかけ、みな真剣に耳を傾けていた。本物のクラシック音楽が楽しめる素晴らしいミニコンサートであった。

(季刊・アナログ編集部)

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