ケーブルブランド探訪記(GOERTZ編その2「Micro Purl」)

公開日 2003/09/10 08:28
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「MPC-R」(左)、「MPC-X」(右)
●第2回目より米国GOERZ(ゴーツ)社のラインナップをご紹介していく。まずはOFC銅を導体に採用した最新のインターコネクトケーブル「Micro Purl」(マイクロパール)をご紹介する。同モデルは独自のフラット導体をツイストさせた構造を採用し、自然な空間表現を引き出すことのできるモデルである。ラインナップとしてはRCAとXLR仕様が用意され、ポップ、ロック、クラシック等あらゆる音楽ジャンルに適したハイCPケーブルである。ぜひともお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●RCAオーディオケーブル
「MPC-R」(1.0mペア\12,000、1.5mペア\14,400)
線径:26AWG
コネクター:ゴールドRCA

●XLRオーディオケーブル
「MPC-X」(1.0mペア\15,900、1.5mペア\19,800)
線径:26AWG
コネクター:ゴールドXLR

●GOERZ(ゴーツ)社のプロフィール
GOERTZは、米国コネチカット州のブリッジポートに本拠地を置くAlpha-Core社のケーブルブランドである。同社のケーブルの最大の特徴はデンマークの電子工学とオーディオエンジニア「OLE GOERTZ」氏によって発明されたフラット/ツイスト構造のケーブルにある。世界20カ国で特許を取得し、その低インピーダンスで、低ひずみ、歪みの無い伝送はフラット/ツイスト構造により実現されている。
ひずみ度はケーブルに沿ってその抵抗・インダクタンス、そして容量に依存する。また、抵抗は長さと導体クロスセッションに依存する。フラットケーブルの利点は低い抵抗を生み、結果として強力な低音エネルギーを伝えることにある。低いインダクタンスと合間って長く伸ばした場合でも、他のハイエンドケーブルと比べ圧倒的に有利な条件となるのである。結果として、GOERTZのケーブルはダイナミック、ワイドレンジ、極限の低DCR、強力な低音と中音、明快な高音を引き出すなど高いパフォーマンスを発揮する。

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